Python基礎試験のお勧めの問題集
こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。今回もPythonの人材育成に関して私見を述べたいと思います。
さて、一般的に試験は、教科書と問題集と認定スクールの研修がそろわないと、普及しないと言われています。過去に、Linux、XML、PHP、Ruby on Railsの認定試験を立ち上げてきた経験からも、同様に感じています。
しかしながら、Python基礎試験に関しては、主教材(教科書)と認定スクールの研修があるものも、問題集の書籍がそろっていませんでした。問題集が出ていないのに、ここまで多くの方に受験をいただいているPython基礎試験は手前味噌ながらすごいと思います。これは単純にPython市場の勢いと、ご支援いただいた皆様のおかげであると深く感謝しております。
さて、今回、Python基礎試験の公式問題集「徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集」(インプレス)が発売されました。この徹底攻略シリーズは「黒本」と呼ばれる試験関係では有名な問題集シリーズです。私が主宰してきた試験でもこの本に助けられた面はかなりありました。この問題集の評価が高いのは解説がしっかりしていて、解けば解くほど理解が深まるような内容になっているからです。そして、今回の公式問題集「徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集」の著者は国内屈指のPythonインテグレーターであるビープラウドさんが担当されています。ビープラウドさんは国内屈指のPython エンジニアが多数在籍しており、技術力があり、体制がしっかりしている会社で、Python業界で知らない人がいないくらいの会社です。そして当協会の顧問理事である寺田さんが監修を担当しており、相当いい出来になっています。
今年の新人研修でPython研修を採用される企業も多いと思います。その習熟度を測るうえでPython基礎試験を活用される企業もいると思います。その学習教材としてこの書籍をお勧めします。新人の方が実践で仕事をする際にPython基礎試験に合格しておくと、名刺にもロゴを貼れますし、全方位的に基礎的な理解ができていると、その後の成長も早いと思います。
Python試験は今月からバウチャーチケット割引を始めましたので、新人研修で活用しやすくなりました。今年の新人研修では是非、Python試験のご活用を宜しくお願いいたします。
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 江東区 |