「忙しい」を分解してみる
「「忙しい」とすぐ口にだしてしまうスタッフがいて、部署内の雰囲気を悪くしてしまっているらしくて・・・」
この雰囲気が悪くなる、というのはすぐにどうこうなってしまうということは少ないですが、
放置するとジワジワとボディーブローのように効いてくる問題、そのようにお感じになっている方も多いのではないでしょうか。
なぜなら、その言葉に周囲も「私たちは忙しい、大変だ」という思いがムクムクを芽生え始め、影響がでるからです。
円滑に仕事を進める、という観点からすると、こういうことには早めに対応しておきたいですよね!
では、このような発言を繰り返すスタッフにはどのように対処したらよいのでしょうか?
まずはこの「忙しい」という言葉の真意を確かめるとよいと思います。
「忙しい」を分解してみるイメージです(^^♪
すると・・・
意外に仕事に振り回されているだけで、時間に追われていると思い込んでいたかも・・・
と当人が気づくことがあると思います。
このようになってしまう原因としては
「自分だけの感覚で仕事を進めてしまう」
ということが大きな原因としてあります。
ですので、やらなくてもよかった作業をやってしまったり
上司の意図を取り違えて徒労に終わってしまったり・・・
そのため、リカバリーするのに時間を要してしまい、自ら「忙しい」状況を作ってしまっている
という負のスパイラルに(゚д゚)!
このような状況を打破するためのポイントとしては
上司と「方向性」と「優先順位」のコンセンサスをとることです。
(上司の立場でしたら、部下にそれを求めるということ)
「いつもアイツ、忙しいばっかり言うな・・・」
もしもそんな部下が周りにいたら、
優先順位のつけ方に間違えはないか、
進める方向性に間違えはないか、
「ひと手間」かけてポジティブに疑ってみる、
これをぜひやってみてはいかがでしょうか?
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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