患者さんをリードすれば、業務が減る?!
最近巷では、「生産性」に関する本を見かけることが増えてきたように思います。
確かに、あげたいですよね!
「生産性」!!
色々なハウツー、法則があると言われていますので、
そこは日々勉強!
色々と試してみたりしているのですが、
その中でも今日は、私が最も効果的だったと思う法則を、
ひとつご紹介したいと思います!
それは・・・
「顧客をコントロールすれば仕事量が減る」
という法則です。
これは、
言い換えると「主導権を握る」ということであったり、
「準備」という考え方でもありますが・・・
わかりやすくいうと、
こうしたプロセスになります。
顧客に事前に要望などを先回りして情報収集する
↓
情報を元に、必要と想定される情報を提供する
↓
顧客の方からの問い合わせが少なくなる
↓
結果的に自分の時間が確保することができる
こうしてみると、非常に理に叶っている気がしませんか?
もう少し具体的に見てみると・・・
例えば、医療機関において、
患者さんから
「待ち時間はあとどれくらいですか?」
「トイレはどこですか?」
「採血がおわったら、どこで待っていたらいい?」
などなど、類似した質問を多数の患者さんから受けるかと思います。
本当は走りたいほど忙しいのに(>_<)
都度手を止めて対応していたら、気持ち的に
「追い立てられている感」を味わ居続けることになり、これでは疲弊してしまいますよね。
だからこそ、患者さんに尋ねられそうなことを想定しておき、
あらかじめお伝えしておく(リードする)ことで精神的に楽になります。
患者さんがいろいろと尋ねる背景を考えると
「不安を解消したい」と「安心したい」
という2点から発せられるものなのだと思います。
例えば・・・
・次、自分はどうしたらいいのかわからず不安
・あとどのくらいこの状態(痛みや待ち時間)が続くのか、ざっとでもいいから知って、安心したい
という感じですね。
生産性を上げるというと、
自分の業務の効率化やスピードUPという点に視点が向きがちですが、
相手の効率を上げるには、自分がどうしたらよいのかという視点から
考えてみることの方が
急がば回れ!ということなのかもしれませんね!
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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