「スタッフは分かってくれてる」は幻想?!
スタッフに「これ明日までにやっておいてね」と仕事を依頼し、翌日に提出された内容はとてもお客さまに渡せるものではなかった…。
こんな経験をした事がある方、少なくないのではないでしょうか?
(実は僕も、こういうことがまだまだ多いです(>_<))
なぜこんなことが起こるのか、原因を考えると
仕事を依頼するときに説明があやふやである、もしくは表面しかなぞっていない
あうんの呼吸で理解してくれていと期待をしていた
ということだったのかもしれないと思いました。
つまり、依頼するときに、ちょっとしたコミュニケーションを怠っていたことが原因となっています。
(ついついスタッフに甘えてしまっていたな、と反省・・・m(_ _)m)
弊社が特化している、医療・介護業界は先ほどの僕のような
コミュニケーションをとってしまっているが故に、結果を出せずにスタッフのモチベーションンが下がってしまうケースが多いように思います。
とはいえ、医療・介護業界は戦場!!
「部下にそこまで話をしないと伝わらないものかな?」
「そんなことまで話していたら日が暮れてしまう」
となるのも無理はないと思います(>_<)
しかし、あやふやな理解で業務が進んでしまったら・・・
最初からやり直しとなって、お互いの多くの時間のムダが発生してしまいます。
この方が、よっぽどもったいないですね。
相手に「説明する手間」を惜しまないのは、
「あなたの仕事への情熱や想い」を伝えることと同義なのではないでしょうか。
情熱や想いを伝える、わかりやすい3つのポイントとは?
それは「いつまでに・誰に・何を(どんな成果をもたらしたいか)」
この3つのポイントを抑えて伝えることです。
相手とこのポイントを共有しておくと、
拘るべき点が明確なので、共同して作り上げる感覚が高まります。スタッフが主体的に確認や相談を求める頻度が増すのではないでしょうか。
僕はつい「教える手間」を惜しんで、楽をしてしまいがちです( ゚Д゚)
「これぐらいは分かってくれるだろう」は幻想!!
スタッフのさらに先にいらっしゃるお客様のため
そんな風に肝に銘じながら、精進していきたいと思います!!
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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