「分かってくれてる!」と思われる、「共感力」②
シリーズでお送りしている
「分かってくれてる!」と思われる、「共感力」ですが
前回は「共感」の前提を変える、という切り口でお伝えしました。
2回目からは、共感力を鍛えるポイントを何回かに分けて書いてみたいと思います。
ポイントその1:相手の気持ちを想像する
「もし自分が相手の立場だったらどう思う?」と想像してみましょう。
ここまでなら、もうやってるよ!という
ツッコミも入りそうですが 笑
ココからがポイントです!
それは「それ以外のパターンはないか?」も考えると、共感する能力を鍛える事ができます。
たとえば…
【設定】あなたは、甘いものが苦手です。
そのこと知らない人が、差し入れにおまんじゅうをもってきてくれました。
どう思うでしょうか??
自分の思いしか考えない場合
私は甘いもの嫌いなのに、もらっても困る。
相手の立場を考えた場合
私の好みは知らないんだろうなぁ。
差し入れを持って来てくれるその気持ちが有り難いなぁ。
自分と違う立場も考えた場合
甘いもの好きの人なら、こんなに嬉しい差し入れはないだろうなぁ。
共感する能力が弱い方は、自分がどう感じたか?
という一方向からのみの見方をする事が多い傾向があります。
「相手の立場(差し入れを持ってきてくれた人)だったらどう思う?」
「他の人の場合(例えば甘いものが好きな人、●●さんだったら)はどう思う?」
という想像を心がけることが、共感する能力を鍛えるポイントです!
人事コンサルタント 金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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