「分かってくれてる!」と思われる、「共感力」①
円滑なコミュニケーションをとる上で
重要な要素のひとつに「共感力」があります。
研修ではこの共感力のことを、”対岸の火事の時に向こう岸にわたってあげる(自分事)にすること”という風にお伝えしています。
つまり、共感とは「価値観が違うことを前提に、相手が感じていることを、自分事のように感じ・受け止める事」といえますね。
この共感力、
「分かってはいるけど難しい・・・」
「自分が共感してるつもりだけど、よくわからない」
「未経験の事だから、共感したくてもできない」
とお悩みの方が多い分野でもあります。
今回はシリーズで、「共感力」トレーニング と題して
この力の鍛え方・伸ばし方について書いてみたいと思います!
「共感力」がない・・・
このようなお悩みを持つ方々というのは、
「いい加減に共感すべきではない」という
誠実さがあるが故なのかもしれませんね。
もしかすると前提に、「共感=相手の意見に同意すること」
という認識をお持ちなのではないでしょうか。
そのため同意できないから、共感できないと感じてしまう・・・
私たちはそれぞれ違った考えをもっています。
ですので、「賛成」「同意」するということとは異なります。
共感の本来の目的は、
”価値観が違うことを前提に「わかるよ」「受け入れているよ」ということを言動で相手に示すこと”
ではないでしょうか。
まずはこの認識をを変えてみるだけで、リラックスして相手の話を聴けるようになりますよ(^O^)
その結果、それが相手に伝わり、良好なコミュニケーションが取れるようになります。
次回からは、共感力を鍛えるには?
という視点で書いてみようと思います!
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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