怒りの源泉!!クレームを引き起こす「7つのギャップ」とは?
クレームを受けたとき、
また、あなたが上司や先輩からしかられたときなど、
「なんでこんなに怒っているの!?」
そんな風に思ったことはありませんか?
今日は「怒りの源泉 7つのギャップ」から、その謎を解き明かしていきたいと思います!
この怒りの「源泉」を理解することで、
クレーム対応で最も重要な「共感」と「誠意」を、
より効果的に相手に伝えることができるようになります。
また、このギャップを知ることでクレームを未然に防ぐこともできるかもしれません(^^)
では、早速、中身を覗いてみましょう!
【1】クオリティーギャップ(サービスの品質などでのギャップ)
もっと丁寧に診てもらえると思ったのに!!
話を聞いてもらえると思ったのに!!
クオリティギャップで発生するクレームは、医療機関では「外来の診察」が多いのではないでしょうか。
先生が目を見て話をきいてくれなかった、聴診器もあててくれなかった、
ちゃんと検査してくれなかった(>_<)などなど・・・
(先生からしたら、それをする必要がなく、診断がでくるからということなのですが、
患者の期待とは異なる対応だったということなのです)
【2】 価格的ギャップ(サービスや商品に対する価格に関するギャップ)
えー!こんな高いの?!聞いてない!!
あれ?3ヶ月前より高くない??
(診療報酬、薬価の改定が起こった時などによく起こるクレームですね)
【3】時間的ギャップ(「早い」「遅い」など時間感覚的なギャップ)
待ち時間が長い!!いつまで待たせるの?!
(調剤薬局などで一番よく伺うお悩みの一つです)
【4】 空間ギャップ(「近い」「遠い」など距離的ギャップ)
病院の受付で薬局は目の前ですって言われたのに、遠いじゃない!!
【5】印象ギャップ(言語、口調、表情などの印象のギャップ)
ホームページでみて、優しそうな先生で期待してたのに、ぶっきらぼうで失望した(>_<)!!
【6】 世代ギャップ(お互いの年齢差、元になる世代背景ギャップ)
昔はこうだったのに!!
今は普通~でしょ!!!
【7】認識ギャップ(認識の違い、想像していたものと違うなどのギャップ)
え?タクシー呼んでって、「介護タクシー」に決まってるじゃん!
7つのギャップ、ご理解いただけましたか?
自分にあてはめてみると、あぁーわかるー!と思うものもいくつかあるかもしれません。
この7つのギャップに気をつけながら、気持ちよく、仕事をすすめていきたいですね!
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
- リーダーシップ
- マネジメント
- コミュニケーション
- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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