「また相談したい!」と思われる傾聴力①
ファミリー(クライアント)のお話を伺っていると、
「相手の話を聴く」ということに悩まれる方が多くいらっしゃいます。
「自分の意見は言えるけど、相手の意見を引き出せているかというとちょっとね・・・」
ですとか、研修後に
「自分を聞き上手だと思っていたけど、実は人の話を全然聞いてなかったのですね」
という風に気づく方が以外に多いのです。(みなさん素直に受け止められるから気づくことが多いのですね!)
今回は「また相談したい!」と思われる傾聴力
というテーマで、数回に分けてポイントをお伝えしていきたいと思います。
【1】相槌を打つ
もうやってるよ!という声が聞こえてきそうですが 笑
これは基本中の基本ですね。
相槌というのは、言い換えると合いの手みたいなもの。
上手く使えると、会話にリズムが生まれてきます。
相槌には①頷きと②声の相槌の2つがあります。
いずれもポイントは、「相手に自分は聞いているよ」という姿勢を示すこと。
ですので場合によっては、声の相槌を意識的に行うとよいでしょう。
例えば、病院の外来なら
「すみません、ちょっとお腹が痛くて・・・」
「それはお辛いですね。どのあたりが特に痛みますか?」
「へその上の方が・・・」
「なるほど、おへその上のほうですね。いつからですか?」
「昨日の夜くらいからかな・・・」
というように相槌を打つと、相手が「この人は聞いてくれている」と認識できるので、応えやすくなります。
その他の声の相槌例としては
「へぇー」「それで?」「すごいですね!」「なるほど〜」「例えば?」「それ面白いねえ」
など、色々なバリエーションがあるといいですね。
相槌の語彙は無限にありますので、自分のバリエーションを持っておくと、初対面の方と話すときなど、相手に安心感を与えます。
それが相談であれば、きっと「また相談したい!」と思われるでしょう。
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
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- プレゼンテーション
人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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