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グローバル進出パートナー選定のための完全ガイド

貴社のグローバル進出計画は、成長を加速させるでしょうか、それとも混乱を招くことになるでしょうか。

中堅企業や大企業にとって、その差を生むのはたった一つ、パートナーの選定です。

グローバル進出プロジェクトの60%以上が失敗する理由は、不適切なパートナー選びにあります。最適なパートナーは、成長を加速させ、コンプライアンスを確保し、複雑さを解消します。ミスマッチなパートナーは、リソースを浪費し、リスクを生み、勢いを失わせます。

このコラムでは、確実な成果を共に実現できるパートナーを見つけるための、7つの明確なステップを紹介します。

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ステップ1:目標を明確にする

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パートナーを検討する前に、グローバル展開における成功のイメージを明確に定義しましょう。目標が明確でなければ、いかに経験豊富なパートナーであっても成果を出すことはできません。

定義すべき主な項目には以下が含まれます。

【項目:展開国】
質問例:どの国が最も重要か?複数の国で同時に展開する必要があるか?タイムラインは?

【項目:サービス】
質問例:EOR (Employer of Record) サービスは必要か?給与統合?法人設立?コンプライアンスの指導?現地の人事・人材サポートは?

項目:統合性
質問例:パートナーは自社のHRIS、給与、レポートシステムと統合できるか?APIは安定しているか?

【項目:規模と成長】
質問例:現在の従業員数は?どれくらいのスピードで成長するか?パートナーは成長に対応できるか?

【項目:予算とスケジュール】
質問例:予算はいくらか?期待されるROIは?市場投入までの制約は?

■ その他検討すべきポイント

  • グローバルで統合されたパートナーか、国別の専門パートナーか
  • 即時の市場参入か、段階的展開か
  • 必要とされる現地専門知識のレベル
  • 市場全体で統合された窓口の必要性

これらを事前に定義することで、パートナー評価がより迅速かつ正確になります。

 

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ステップ2:グローバル展開の候補となるパートナーは誰か?

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パートナーには、GoGlobalのような包括的なグローバルプラットフォームから、その国に特化した専門家やグローバルブローカーまでさまざまな選択肢があります。

【グローバルプラットフォーム】
メリット:直接展開、統合された技術、窓口は1つ、エンドツーエンドのサービス
デメリット:ニッチ市場での現地専門性は低め

【グローバルブローカー】
メリット:多くの国をカバー
デメリット:サービス品質にばらつき、窓口が複数、技術が断片的

【現地の専門家】
メリット:現地の専門知識が豊富、コンプライアンスに強い
デメリット:カバー範囲が限られ、複数のパートナーが必要になる場合がある

■ 注意すべきリスクサイン

  • 直接の現地拠点なしで「どこでも対応可能」と主張している
  • 業界特有の経験がない
  • 最近のコンプライアンス違反がある
  • サービスモデルが曖昧

 

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ステップ3:グローバル展開パートナーをどのように評価・選定するか?

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評価の際は、以下の4つの主要な基準に注目しましょう。

評価項目:展開国のカバー範囲と拠点
評価内容:自社か下請けサービスか、現地での運営年数、チーム規模、バックアップ体制
質問例:自社と下請けサービスの比率は?サービスに支障が出た場合はどう対応する?

評価項目:業界経験
評価内容:類似企業での実績、コンプライアンスの専門知識、紹介実績
質問例:類似企業での実績を示すことは可能か?

評価項目:技術・統合
評価内容:プラットフォームの機能、ユーザー体験、APIサポート、データセキュリティ、レポーティング
質問例:コンプライアンスの更新はどのように管理しているか?

評価項目:財務安定性
評価内容:会社の健全性、事業の継続性、料金の透明性、賠償カバー
質問例:追加料金や想定外の費用はあるか?

 

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ステップ4:パートナーの信頼性をどう評価するか?

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評価の際は、以下の4つの主要な基準に注目しましょう。

評価項目:コンプライアンスとリスク
評価内容:規制のモニタリング、違反履歴、リスク軽減策

評価項目:技術
評価内容:プラットフォームの稼働率、操作性、モバイル対応、APIの柔軟性

評価項目:現地専門知識
評価内容:法務・人事の知識、文化理解、現地代理店との関係

評価項目:拡張性と柔軟性
評価内容:迅速な導入、雇用モデルの多様な対応、成長への対応力

■ 参考となる指標

  • 従業員の入社手続きにかかる時間
  • コンプライアンス違反の発生率と対応速度
  • クライアントの定着率と満足度
  • プラットフォームの稼働率とサポート対応速度

 

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ステップ5:グローバル展開パートナーに求める統合能力とは?

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システムとの統合は成功の鍵です。以下の点を確認しましょう。

統合タイプ:技術的統合
注目すべきポイント:HRISや給与システムとの接続、SSO、データ同期の信頼性

統合タイプ:業務プロセス
注目すべきポイント:ワークフローの整合性、レポート互換性、エスカレーション手順

統合タイプ:文化・運営
注目すべきポイント:自社ブランドやマネジメントスタイルの理解、現地での対応力、レスポンスの速さ

■ 注意すべきリスクサイン

  • 基本的な人事業務の変更が必要
  • ネイティブ統合がない
  • レポートが柔軟に作れない
  • コミュニケーションが不十分

 

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ステップ6:グローバル展開前に評価すべき財務・コンプライアンス・業務リスクとは?

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どの展開にもリスクは伴います。適切なパートナーはリスクを軽減してくれます。以下の点を評価しましょう。

リスクの種類:コンプライアンス
評価内容:規制遵守の実績、違反対応、保険のカバー範囲

リスクの種類:業務運営
評価内容:事業継続計画、技術の回復力、キーパーソン依存

リスクの種類:評判
評価内容:市場での評価、クライアントの声、現地でのプロフェッショナリズム

リスクの種類:財務
評価内容:料金の透明性、隠れた費用、通貨対応、契約条件

■ リスク軽減のヒント

  • リスクの低い市場でパイロット展開を行う
  • 明確なSLA(サービス水準契約)を設定し、違反時のペナルティを規定する
  • 四半期ごとのパフォーマンスレビューを実施する

 

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ステップ7:戦略的にパートナーを選定する際に考慮すべき要素とは?

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収集したデータを評価スコア方式でまとめましょう。

 

スコア例:
1 = 不十分、2 = まあまあ、3 = 良い、4 = 非常に良い、5 = 優秀

すべてのウェイト付きスコアを合計し、総合パートナースコアを算出します。
最も高いスコアを獲得したパートナーが推奨候補となります。

■ ヒント

  • スコアカードの透明性:ステークホルダーとスコアを共有し、認識のすり合わせを行う
  • パイロットプログラム:リスクの低い市場で能力を検証してから本格展開する
  • 交渉:SLA、パフォーマンス指標、明確なエスカレーション手順を確保する
  • 意思決定マトリックス(任意の可視化):戦略的適合性とリスク、コストと価値などの軸でパートナーをプロットし比較しやすくする

 

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次のステップ

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グローバル展開は慎重に進める必要があります。体系的な方法を使えば、成長を早めつつ、リスクや手間を減らせるパートナーを見つけられます。

この枠組みを活用することで、企業は以下を実現できます。

  • パートナー評価前に、展開要件を明確に把握する
  • スコアカードを用いて潜在的なパートナーを客観的に比較する
  • 統合、コンプライアンス、業務運営能力を自社システムに合わせる
  • プロセスの早い段階でリスクを特定・軽減する
  • 参考事例やパイロットプログラムを通じてパートナーを検証する

例えば、GoGlobalのようなパートナーは、この枠組みを効率的に活用する支援を行えます。

  • 展開要件の詳細な評価を提供
  • 対象市場ごとのカスタマイズされた実施スケジュールを策定
  • 既存の人事・給与システムとの統合ロードマップを作成
  • 業界別のリスク軽減策を提供
  • 類似のグローバル展開で成功した事例を紹介

パートナー選定で時間を無駄にしてはいけません。この方法が適切なパートナーを探すための指針となります。

 

本コラムで提供する内容は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、法的助言と見なすべきものではありません。今後規制が変更されることがあり、情報が古くなる可能性があります。GoGlobalおよびその関連会社は、本コラムに含まれる情報に基づいて取った行動または取らなかった行動に対する責任は負いかねます。

このコラムを書いたプロフェッショナル

沖室 晃平

沖室 晃平
GoGlobal株式会社 代表取締役

海外におけるビジネス展開を検討されているなら、
海外人材紹介&採用、雇用代行、バックオフィスの
アウトソーシング、現地法人設立まで、すべてGoGlobalにお任せください。

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得意分野 人材採用、グローバル
対応エリア 全国
所在地 渋谷区

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2025/10/15 ID:CA-0006386 ダイバーシティマネジメント