なぜ今、コーチアプローチファシリテーションなのか?


なぜ今、コーチアプローチファシリテーションなのか?



答えのない時代のマネジメントとして価値観を脇に置き、まずは自分の価値観に気付き、他人の価値観を受け入れることが重要とお話ししてきました。



ではなぜ私がコーチアプローチファシリテーションが必要と感じたのかご説明したいと思います。



私はカシオ計算機でのマネージャー時代に、コーチングを学び始めました。コーチングは個人の成長促進には非常に効果的なスキルであると思います。ただチームといった複数の人間をどう扱うのかといった視点がありません。コーチングを始めた当初からコーチングだけではマネジメントは難しいと感じていました。



そこでほぼ同時期からファシリテーションを学び、チーム全体で新しい発想ができる体験や、合意形成により参画意欲が高まることを学びました。



しかしながらファシリテーションは、会議をいかにうまく議事進行していくかといったスキルとして教えられることが多く、決まったことがどうやって実行に移されるのか、「人」に焦点を当てる視点が少ないと感じていました。



実際に両方のスキルを使っていたのですが、別々に扱うと不都合があることに気がついたのです。たとえばコーチがファシリテーターを務めると場に介入しすぎるといったことなどです。そこでこれらを一つのスキルとして学ぶことによりいろいろなメリットが生まれることにも気がつきました。



このように、コーチングもファシリテーションもコミュニケーションスキルで類似点もたくさんあります。



しかしながらそれぞれの特徴、特性をきちんと知った上で使うのと、知らないままでd使うのとでは、効果に大きな違いが出るのではないでしょうか?



これからのマネジメントは、心の時代を意識する必要があります。



コミュニケーションスキルを効果的に学び実践することがとても重要になってきていると思います。



 



大山裕之



 

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング

「人間力」をベースとした人材開発のエキスパート

受講者の「腑」に落ちる「場」づくりに関しては定評があります。
25年の企業マネージャーとしての経験が、実践的な学びを促進させます。
心理学、脳科学を駆使したコミュニケーション学を研究し、最新のコンテンツ開発でで皆様のご要望にお答えします。

大山 裕之(オオヤマ ヒロユキ) コンティニュウ株式会社代表取締役  社団法人コーチアプローチファシリテーター連盟理事長

大山 裕之
対応エリア 全国
所在地 名古屋市中区

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