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DX人材戦略策定・社内認定制度設計
貴社のDXビジョン、戦略を踏まえた、DX人材確保・育成に直結する人材戦略を策定し、社内認定制度を設計します。
このサービスのポイント
- 実績を踏まえた体系的支援
- 経産省・IPAのデジタルスキル標準策定実績を基に体系的に支援します。
- DX推進に資する実効性ある制度設計
- 実際にDXを多く推進してきた弊社エキスパートが、DX推進に資する人材確保・育成に直結する認定制度を構築します。
- 人事制度との連動も可能
- 等級・評価・報酬制度との連動性を高め、DX人材の定着・確保につながる制度設計が可能です。
サービスDATA
対象企業規模 | 1000人以上 |
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対応エリア | 全国 |
費用 | ご支援方法により異なり、100万円~/月となりますが、詳細はご相談ください。 |
導入社数 | 15社 ※2025年2月期実績 |
サービス形態 | コンサルティングセミナー・研修 |
サービス詳細
デジタルスキル標準を活用したDX人材戦略策定
・デジタルスキル標準を活用したスキル定義
経済産業省・IPA策定の標準に基づき、自社に最適なスキルセットを定義します。
・事業会社・IT会社の役割を考慮した戦略策定
事業会社とIT会社それぞれの役割を踏まえ、貴社固有のニーズに応じた人材戦略を策定します。
・スキルマップと測定システム構築
DX推進に必要なスキルマップを作成し、スキル習得度を社内で客観的に測定できる仕組みを整備します。
社内DX人材認定制度の構築・運用支援
・求めるDX人材像の明確化
新規事業創出や業務改革を担う理想的なDX人材像を定義し、具体的な評価基準を策定します。
・育成ロードマップの設計
社員の成長とモチベーション向上につながる明確な育成ロードマップを策定し、キャリアパスを設計します。
・最適なDX推進体制の整備
事業会社・IT会社が果たすべき役割を明確化し、最適なDX推進体制の構築を支援します。制度設計を通じて、DX人材が能力を発揮できる環境を整え、貴社の競争力向上と持続的成長をサポートします。
導入実績
導入社数 | 15社 ※2025年 2月 期実績 |
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導入先 | 大手素材、大手エネルギー、大手製薬、大手自動車部品、大手金融、大手金融系ITなど ※弊社メンバーの過去実績含む |
導入事例の ダウンロード資料 |
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官公庁:デジタルスキル標準の策定支援
・業務変革・デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向け、DX人材の定義と育成基準の策定支援を行いました。
・プロジェクトマネージャーおよびアドバイザーとして参画し、全庁的な「DX人材のロール」と「求められるスキルセット」を具体化しました。その際には、これまで複数の民間企業においてDX人材の定義および人材ポートフォリオ構築を支援してきた豊富な経験と実績を活かしました。
・また、本プロジェクトでは、DX推進のためのスキル基準を定める際に、幅広い有識者からの意見を丁寧に取り入れるコンセンサス形成プロセスを重視しました。

大手素材:DX人材戦略・DX人材ポートフォリオ策定
・大手素材メーカーにおいて、各事業部門でのDX推進に向けた取り組みが進む中、デジタル化の効果を十分に発揮するためには、適切なDX人材の定義・確保・育成が喫緊の課題となっていました。具体的には、開発プロジェクトにおいて品質問題や納期遅延が生じており、デジタルスキルや人材量の不足がその要因として浮上しました。
・まず、DX人材の具体的なロールとして「ビジネスモデルの企画・推進を担うビジネスアーキテクト」や「プロジェクトを統括するプロジェクトマネージャー(PM)」、「データ分析を専門とするデータサイエンティスト」などを明確に定義しました。また、各ロールにおいて求められる具体的なスキルや経験レベルを詳細に整理しました。
・次に、現状の人材スキルや配置状況(As is)を客観的に把握するため、各部門において人材のスキルアセスメントを実施しました。その上で、今後目指すべき人材像(To be)を定量的・定性的に明確にし、そのギャップを明らかにしました。
・また、DX人材として特に高い専門性を発揮するハイレベル人材には、そのスキルと役割に応じて適切に評価・処遇するジョブ型人事制度の導入も行いました

大手エネルギー:グループ横断のDX人材戦略策定と育成体制構築
・大手エネルギー企業グループでは、事業の持続的成長を目指し、全社的なDX人材戦略の策定が求められていました。特に各グループ会社においては、事業特性や進捗状況が異なる中で、統一的かつ効果的なDX人材の戦略策定が求められていました。
・まず、複数の事業会社の現状を丁寧に分析し、各社におけるDX推進の進捗状況や課題、また先行して具体的な施策を進めている会社と、まだDXに十分に取り組めていない会社との状況を把握しました。この分析に基づいて、全グループ共通で求められるDX人材の具体的な役割(ロール)やスキルセットを定義しました。
・次に、各事業会社において既に進んでいるDX施策や人材戦略の状況を踏まえ、部門ごとに個別の調整を行い、丁寧なコンセンサス形成を図りました。特に進展度合いの異なる部門間の合意形成には、各社の意見を綿密に調整し、共通認識を醸成するプロセスを重視しました。
・その上で、各ロールごとに現状(As is)と将来像(To be)のギャップ分析を行い、具体的な育成プログラムを構築しました。育成プログラムには、DX推進に必要なスキル習得のための実践的な研修や、部門横断的なプロジェクト経験を積ませるための仕組みを盛り込みました。

大手製薬:全社DX人材戦略・育成支援
・大手製薬企業において、R&Dをはじめとする各部門のデジタル変革(DX)推進を効果的に支援するため、DX専門部門内および関連する部門の人材ポートフォリオ策定を支援しました。
・同企業では、研究開発の高度化や迅速化を目指してDXの活用を推進していましたが、その推進力となる人材が明確に定義されていないことが課題となっていました。当社はまず、DX推進を支える人材を具体的に分類し、それぞれの役割や求められるスキルを詳細に明確化しました。
・具体的には、市場や顧客ニーズを的確に捉え、新規デジタルビジネスの企画・推進を担う「ビジネス寄りのデジタル人材」と、社内の基幹システムやインフラを構築・保守・運用し、安定稼働を実現する「IT人材」の2つのカテゴリーに分類しました。さらに、各カテゴリーの人材が具体的に保有すべきスキル、コンピテンシー、経験などを体系的に整理し、DX推進に不可欠な人材像を明確にしました。
・次に、DX推進において特に重要な役割を担うハイレベル人材については、能力や専門性をより明確に評価し報いることができるよう、ジョブ型人事制度のエキスパート職に登用する仕組みを構築しました。これにより、高度な専門性を有する人材のモチベーションを高めると同時に、組織におけるキャリアの明確化と優秀人材の定着を促進しました。

大手自動車素材:自動車素材分野のデータ人材育成戦略策定
・大手自動車素材メーカーでは、自動運転技術や材料加工分野における高度な品質管理・性能向上を目指し、全社的なデータ活用の強化を課題としていました。特に、自動運転や素材加工分野において高度なデータ分析・活用能力を有する人材、すなわちデータサイエンティストの重要性が急速に高まっていましたが、社内ではこれらの人材の明確な類型化や必要スキルの定義が十分に行われていませんでした。
・そこで、クライアント企業と連携し、データサイエンティストを複数の専門性・役割ごとに類型化しました。例えば、自動運転技術に特化した分析・モデル構築を担うデータサイエンティスト、素材特性や製造プロセス改善に特化したデータサイエンティストなどの具体的な類型を設定しました。
・さらに、各類型に求められる具体的なスキルセットとして、一般的なデータ分析スキルに加えて、自動車素材業界特有のドメイン知識(材料特性、製造プロセス理解、品質管理手法)を明確に定義しました。これにより、従業員が目指すべき明確なスキル目標を設定することが可能になりました。
・加えて、各人材類型について具体的なキャリアパスを策定しました。キャリアパスにはスキルや実績の積み上げを明確化する段階的なステップを設け、社内においてデータサイエンス分野での専門性を深めながらキャリアを形成できる仕組みを構築しました。

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