特別休暇取得の際の賃金について
慶事休暇をみなおすことになりました。
これまで結婚・配偶者出産・死亡について有給とは別の枠で特別有給となっていましたが、無給にしようと考えています。
先生方の関与先の動向としては有給・無給どのようになっていますか。
投稿日:2005/04/18 22:08 ID:QA-0000420
- *****さん
- 東京都/電機(企業規模 31~50人)
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特別休暇取得の際の賃金について
無給なら、特別休暇を設ける意味があるのでしょうか。その場合、社員は年次有給休暇を使うだけです。
どうしても無給にしたいという会社には、休暇制度そのものの廃止を提言しています。その場合、労働条件の不利益変更になりますから改正手続きには注意が必要です。もちろん、有給から無給にする場合も不利益変更です。
制度創設にあたって無給にするというなら一理あるでしょうが、いまさら無給にするねらいがわかりません。年次有給休暇の消化率はどうなのでしょう。慶事休暇が頻繁にあり、困っているのですか。極端な理由がなければ、慶事休暇は会社のコスト負担にはなっていないはずです。こんな細かなことで社員の信頼を低下させるより、有給の継続をお奨めします。
投稿日:2005/04/19 15:05 ID:QA-0000425
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特別休暇取得の際の賃金について
当方の関与先では、無給にするよう指導しています。ただし、当該期間に有給休暇を取得することは妨げないようにしています。
投稿日:2005/05/06 20:22 ID:QA-0000525
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- 新島 哲
- 新島労務管理事務所 所長
特別休暇取得の際の賃金について
まず、特別有給休暇をなくすことにつきましては、非常に良い判断だと思います。無給と有給の判断はわかれますが、私が就業規則を作成するときなどは、佐藤先生同様に有給で指導をしています。その理由は、従業員の心情に配慮する必要があること、有給にすることにより会社にとって特別不利益になることがないこと、一般的に有給取得率は低くなっているので有給消化に努めている姿勢を示す必要性がある、といったところです。慶弔休暇時に与える有給休暇が残っていないケースは少ないと思いますので、有給休暇の方が無難だと私は考えます。いずれにせよ慶弔休暇は各個人で頻繁にあるものではありませんので、会社として個人に配慮する姿勢を示した方が会社にとってプラスではないでしょうか。
投稿日:2005/05/10 23:39 ID:QA-0000540
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