管理職登用で失敗したくないなら管理職適性

実は、管理職というのは、全く別のチカラが
「管理職のための適性」が必要です。

名選手は名監督にあらず。
すごい成績を残したアスリートが、コーチとして優秀かというとそうではない、
また、凡庸だったアスリートがコーチとしては超一流であることはよくあることです。

ビジネスの場でも同じように、管理職になる前はとっても優秀だったのに、
管理職に登用した途端成果を出せなくなるということがあります。
逆に、自身一人の力としてよりも管理職としての方が成果を上げる人もいるということに、
あなたもすでにお気づきではないでしょうか。

担当者の時には、自身の業務を正確に・効率的行うことを求められますが、
管理職には、プレーヤーとしての能力に加えて、
更にチームマネジメントという役割が求められます。

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チームとして結果を出せる管理職が発揮している４つのチカラ
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１．ビジョン構築・共有力
　　管理職としてビジョン計画を共有化することによりチーム力を高める力
２．計画・実行管理力
　　計画を具体化し目標を達成する力
３．状況判断対応力
　　周囲の状況を的確に判断し、リーダーとして対応の方向を明示し、指示・命令する力
４．部下の指導・教育力
　　個々の部下の状況に合わせて指導・教育する力

この４つのチカラを、実際に行動に結びつけることができる管理職は、
チームマネジメントの役割をしっかりと認識していると言えます。

ただ、行動に結びつけるまでには、段階があります。
（1）やろうと思っている
（2）どうやるか知識がある
（3）やるだけのスキルがある
（4）実際の行動に表れている

管理職登用時には、少なくとも「（1）やろうと思っている」こと、
やろうという意思があることが大切です。
つまり、管理職としてのマインドの準備ができているか
「管理職としての適性」を持ってるかどうかを見極めることが必要なのです。

誰を管理職にすることでチームとして成果を出せるようになるのか。
チェック表で確認してみましょう。
貴社管理職が育たない原因のマトリクスを作成できます。