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『日本の人事部』vol.303

2011/03/29 10:00

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         ─会社を伸ばす人事・労務ナビ─   http://jinjibu.jp/
             『日本の人事部』     【vol.303】2011.03.29
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               公式Twitter: http://twitter.com/jinjibujp

こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。
「東北地方太平洋沖地震」が起こってから約2週間――。サイト内の「匿名相
談掲示板」には、人事ご担当者の皆さまから、震災の影響によるイレギュラー
対応など、さまざまな相談が寄せられています。これまで経験したことのない
事態に直面しながらも、現場の最前線で、人事としての責務を果たそうとする
皆さまの様子が、相談の内容から伝わってきます。

今後も厳しい状況が続くかと思いますが、『日本の人事部』では、可能な限り
のサポート、情報提供に努めてまいります。

▼ 企業・法人を対象とした「震災に関する支援情報」の掲載を開始しました。
→ http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=1


▼「採用」「育成」をテーマにしたイベントを、5月に開催いたします。
 『日本の人事部』は、このような時だからこそ、これらのテーマについて、
  ヒントになり得るような情報を、皆さまにいち早く提供していきます。

┏─────────────────────────────────┓
│ 『日本の人事部』主催 HRカンファレンス2011 (参加費無料!!)  │
│ ~ HR業界のオピニオンリーダーが語る、全24の講演&情報交換会 ~ │
│ <リクナビ・マイナビ・日経就職ナビによるパネルセッション など> │
┗─────────────────────────────────┛
  日程/テーマ:5月24日(火) “攻め”の新卒・若手採用戦略
         5月25日(水) これからの人材育成・組織戦略

  ■詳細・参加申込はこちら >> http://jinjibu.jp/hrc07/


◆◆目次◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【1】新着記事:インタビュー/キーパーソンが語る“人と組織”&用語辞典
【PR】お役立ち情報のご案内
【2】注目のダウンロード資料&サービス情報 PICK UP
【3】≪ 連載コラム ≫ 若手人事パーソンへの至言&喝言(其の11)
【4】困った時の匿名相談掲示板:終業時刻前の退社の場合の給与について

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【1】新着記事
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■ インタビュー/ キーパーソンが語る“人と組織”
  東京大学大学院 医学系研究科 精神保健学分野 准教授 島津明人さん

  「ワーク・エンゲイジメント
   ―― 組織を元気にする“攻め”のメンタルヘルス対策とは」
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近年、職場のメンタルヘルス対策に取り組む企業は、大企業を中心に着実に増
えていますが、事業所全体ではまだ3割程度(厚生労働省:「平成19年 労働
者健康状況調査」より)。とりわけ不況下で人員削減が進み、労働環境の悪化
が著しい中堅・中小企業では、その多くが手をこまねいたままです。

東京大学大学院の島津明人准教授は、そうした“限られた人材で最大の成果を
上げなければならない職場”にこそ、組織を活性化する“攻め”のメンタルヘ
ルス対策が必要と指摘します。従来の健康観を超えるメンタルヘルスの新概念
――「ワーク・エンゲイジメント」に詳しい島津先生にお話をうかがいました。

▼ 詳しい内容はこちら
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=2

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■ 人事労務用語辞典
THP(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=3
特例子会社
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=4
オープンブック・マネジメント
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=5

▽ この他にも、人事関連の用語334語を掲載中!
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=6

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【PR】お役立ち情報のご案内
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 東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に心から
 お見舞い申し上げます。
 当案内が、このような困難な状況の中でも、日々業務に邁進されている
 人事ご担当者様の一助となれば幸いです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆解説記事◆
┃ パート・アルバイトが多い。店舗・拠点の数が多く分散している。
┃【流通】【小売】【サービス】企業の人事部門が抱える3つの課題
┃ http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=7&type=2&idx=1
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 個人消費の低迷、デフレ傾向が続く中、震災による影響が広がるなど、
 企業を取り巻く環境は、一段と不透明さを増しています。
 パート・アルバイトを多数抱え、多数の店舗・拠点を展開している、
 流通・小売・サービス企業も例外ではありません。

 人事部門においては、分散している複数の店舗・拠点から寄せられる、
 パート・アルバイトを含む従業員の膨大かつ多種多様な『就業情報』を
 効率よく扱うことはもちろんのこと、『人事・給与業務』から『労務コン
 プライアンス』まで、正確で信頼のおける業務遂行が重要かつ不可欠な
 テーマとなっています。今後の店舗展開や拠点運営のキー人材となる、
 『店長候補・拠点リーダーの育成』も、おろそかにはできません……

┌─────────────────────────────────┐
│この解説記事では、企業の人事を取り巻く状況を整理すると共に、   │
│【流通】【小売】【サービス】企業の人事部門が直面している3つの  │
│業務課題と、その解決策の方向性について探ります。         │
└─────────────────────────────────┘
▼詳しい内容はこちら
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=7&type=2&idx=2

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 株式会社クレオ
 http://www.zeem.jp/
 108-0074 東京都港区高輪3-19-22
 TEL : 03-3445-3531 e-mail : info.zeem@creo.co.jp

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【2】注目のダウンロード資料&サービス情報 PICK UP
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・「ダウンロード資料」
 
▼【無料ダウンロード】日本初・社会貢献型の研修サービス
 毎日ビジネス講座のワーク集
 http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=7

▼【無料ダウンロード】アジア国籍社員の活用法 中国・インド・ベトナム
 採用・活用ポイント(レポート)
 http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=8

▼【無料ダウンロード】地震災害時の取引先へのお見舞状
 http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=9

▼無料ダウンロード一覧
 http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=10

・「サービス・商品」

▼安否確認システム「スパイラル(R)」
 迅速な情報伝達で防犯・防災、災害時の安否確認も実現
 株式会社パイプドビッツ
 http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=11


 ※「資料ダウンロード」とは
  人事部向けにサービス提供を行っている企業による、調査レポートや
  事例、サービス企画書などをPDFデータでダウンロードできます。
  ご利用は無料です!(※『日本の人事部』の会員登録(無料)が必要です)

  『日本の人事部』への会員登録(無料)は、こちら
 → http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=12

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【3】≪ 連載コラム ≫ 其の11
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR(人事)の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【 人を育てて自分も育つ 】――――――――――――――――――――――

第4回:「年齢」の枠を外そう ~学びにも育成にも定年なし~

過去の成功体験はそれが偉大であるほど、次の成長や変化への大きな足かせと
なります。戦後の高度経済成長は、敗戦という大きな挫折の後に日本人が体験
した奇跡でした。その時代に活躍したビジネスパーソンだけでなく、子供だっ
た世代も国全体や自分の住む街が発展していくさまを見ていたことでしょう。
あるいは、「忙しく働くお父さん」をその象徴として記憶しているかも知れま
せん。

高度成長が終焉してからの日本企業は産業構造の転換が求められ、バブル経済
崩壊後には、成熟した市場に対する付加価値創造が要求されました。時代が変
わり、それに応じた事業戦略が変化しているにもかかわらず、なかなか変わら
ないのが「人材に対する考え方」です。法律や人事制度は時代に応じて変化し
ていますが、人の意識や組織の風土は一朝一夕には変わりません。それが前回
述べた女性活用や、今回取り上げる高齢者活用を妨げているのです。

企業によって差はあるものの、日本の企業が“戦力”とみなしているのは、

(1)心身ともに長時間労働に耐えられるだけのタフネスを持っていること
(2)家庭(育児や介護)のことを任せられる配偶者がいること

の二つの条件を満たしている人材であり、この条件で従業員を絞り込んでいく
と、おのずと「専業主婦を妻に持つ30~40代の男性」という結果になります。
制度がいくら変わっても、現場ではこの条件を満たす層を前提としたマネジメ
ントが行なわれ、その結果、女性従業員はもちろんのこと、50代以上の男性従
業員も“戦力”から除外されていくのです。

しかし、年金制度を背景にした法律の改正により、50代はもちろんのこと、60
代も含めて高齢者を活用することが企業の義務となりました。その場合、前述
した二つの条件を満たせない高齢者をどう処遇するかという問題が発生します
が、そもそも「年齢」という側面だけで人材活用を考えるところに本質的な誤
りがあると私は考えます。

同じ60歳であっても、体力や気力、持っているスキル、家庭環境などはさまざ
まです。そろそろ年齢を気にするのはやめて、一人ひとりが持っている特性に
焦点を当てたマネジメントを行う時期に来ているのではないでしょうか。

一方、高齢者の方にも求められることがあります。それはかつての成功体験の
ワナにとらわれないこと。そのためには、ベテランになってからも、次のよう
な「学び」を続けることが重要です。

(1)新しい知識や技術を習得すること
(2)これまでの経験や体験を振り返り、そこから本質や法則を導き出すこと
(3)次の世代を育成するためのスキルを身に付けること

「学び」というと(1)だけを重視しがちですが、(2)はベテランだからこ
そできる「学び」です。また、次の世代へバトンを渡すための(3)も外せま
せん。

そして、これと呼応するように、企業はベテランの従業員に対して上記の三つ
を促す教育を行なう必要があります。人も企業も「学ぶ」ことを止めた時点で、
それから先の成長は止まってしまいます。人材育成にも定年は設けず、何歳に
なっても学べる環境を作りましょう。

┌◆ 今週の一言 ◆─────────────────────────┐
│  学びに終わりなし=育成に終わりなし。              │
│  高齢者活用のためには、高齢者育成も実施しよう!         │
└─────────────────────────────────┘

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【4】困った時の匿名相談掲示板
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┌─┐
│Q│ 終業時刻前の退社の場合の給与について(東京都/証券)
└─┴───────────────────────────────┘

計画停電の関係で会社から職員に終業時刻前(1時間前後)の退社を促してい
ます。この場合、終業時刻との差にあたる時間相当の給与を差し引いて支給す
る、又は始業時間前の時間外手当相当の時間と相殺することは可能でしょうか。

▼今回の相談に対して、専門家から明解なアドバイスが寄せられています。
 回答はこちら
 ⇒ http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=16&advr_id=17&idx=13

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