Millennial English! SNS頻出英語③
Millennial English! この新語 What do you mean? (この新語はどういう意味?)③
ミレニアル世代(2000年代に生まれた子ども)、デジタルネイティブ世代(生まれたころからスマホやPCがそばにあった世代)、iGen(アイフォンやタブレット等のネット端末と共に育った世代)と、さまざまな呼ばれ方をする新世代の社会進出が進み、インターネット上ではさまざまな新語が生まれています。ほとんどがSNS上などでとてもカジュアルに使われる言葉ですが、一部、友達同士の会話で使われたりもします。今回はそんな、英語の新語をご紹介します。
“thirsty”
例) “He’s so thirsty”
この例文で出てくる “thirsty” はどんな意味だと思いますか?
実はこの言葉、「喉が渇く」「渇望する」という意味が転じて、「(何かを得ようと)
頑張りすぎる」という意味で使われます。この例文は「彼は喉が渇いている」という直接的な意味ではなく、「(他者に認められるために)頑張りすぎている」という意味で使われています。
“milk”
例) “He needs some milk”
この例文で出てくる “milk” はどんな意味だと思いますか?
この言葉は、「幼児はミルクを必要とする」という意味合いから、「助けが必要」という意味で使われます。かなり相手を見下した表現になるので、使うときは相手が冗談の通じる相手かどうかしっかり確認してから使ってください。
“salty”
例)”She’s being salty”
この例文で出てくる “salty” はどんな意味だと思いますか?
この言葉は、being bitter (冷たく対応する)と同じ意味合いで使われます。日本語でも「塩対応をする」という使われ方があるので、イメージし易いかも知れません。
いかがでしたか?今回ご紹介した新語を見ていくと、語源の言葉の意味合いを残しつつ全く違う文脈で使う、という特徴は日本語の新語のパターンに似ていますね。カジュアルな表現なので、ビジネスなどの場では使えませんが、仲の良い友達とのチャットの際に使えたら英語にこなれた感じを伝えられますね。
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横山 悠規(ヨコヤマ ユウキ) 株式会社ヒューマン・ブレーン 国際事業部 法人研修Gリーダー
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