些細なことで大きな変化を
人が自分の近くを通る。
それに気がつく人。気がつかない人。
気がついても反応しない人。1cmくらいでも身をかわす人。
私自身も多くの会社で講演をしてきましたが、
私の姿が見えていないかのような会社もあれば、
講演に参加しない人までが挨拶をしたり、
会釈をしてくれる会社までありました。
「あなたがそこにいることに気がついていますよ」
そう接してもらえることがどれくらい嬉しいか。
都内で歩いていると「あなたは私には見えていません」
という雰囲気で前を横切っていく人たちがたくさんいます。
その人たちの顔をじっとみてください。
見るべきものが見えずにうつろな目をして、
自分だけのために人を押しのけたり、道を突っ切っていきます。
そんな壊れた姿になってまで、何が欲しいのでしょう?
そんな大人たちの姿を、子どもたちは
どんな気持ちで見ているのでしょう?
大人たちがただ時間をつぶすだけのためにゲームをしている。
歩きながら、人に迷惑をかけながら、、、
子どもは何のために大人になるのでしょう?
そんな壊れた姿になるためでしょうか?
それよりも目の前に人がいることを見てください。気づいてください。
それだけでも世界は変わります。会社は変わります。
これだけができるようになるだけで
会社のメンタルヘルスは実は充分です。
逆にこれができない会社は、どれだけ研修をしても
「こころ」がついてこないのでうまくいきません。
「こころ」は「制度」でも「技術」でもないのです。
このコラムを書いたプロフェッショナル
椎名 雄一(シイナ ユウイチ)
取締役所長
重度のうつを発症し10年近い療養生活を送る。自らの自殺未遂の後、闘病仲間の自殺を機に、独力で社会復帰。以来、自らの経験を元に、様々な心理学・心理療法を学び、3,000名を超える心理カウンセリングを行う。生きるための心理学の伝道師として活動。

椎名 雄一(シイナ ユウイチ)
取締役所長
重度のうつを発症し10年近い療養生活を送る。自らの自殺未遂の後、闘病仲間の自殺を機に、独力で社会復帰。以来、自らの経験を元に、様々な心理学・心理療法を学び、3,000名を超える心理カウンセリングを行う。生きるための心理学の伝道師として活動。
重度のうつを発症し10年近い療養生活を送る。自らの自殺未遂の後、闘病仲間の自殺を機に、独力で社会復帰。以来、自らの経験を元に、様々な心理学・心理療法を学び、3,000名を超える心理カウンセリングを行う。生きるための心理学の伝道師として活動。
得意分野 | 安全衛生・メンタルヘルス |
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対応エリア | 全国 |
所在地 | 千代田区 |
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