「正社員になりたい」という本音
こんにちわ!
非正規社員活用戦略コンサルタントの高木です。
さて、今回は非正規社員、すなわち、パート・アルバイト、
特にフリーターに関してのお話ではございますが、
面接時、その多くが「正社員になりたい」と思っております。
しかし、「正社員になりたい」と思っているフリーターほど
仕事熱心で、いざアルバイトから雇ってみると、
とんでもない意欲を見せてくれます。
どうでしょう?
直接的に企業の生産性向上に役立つものは
たしかに”能力”かもしれません。
しかし、若年者が見せる”仕事への意欲”は、
管理職層を時折感嘆させるものがあります。
「非正規社員」だから能力がないのではない。
経験・知識がないから能力がないのであって、
鍛えれば必ずよくなります。
パレートの法則では
2割の優秀な人、6割の平凡な人、2割の駄目な人であるといえますが、
その評価が生涯固定化されるほど、人は単純なものではありません。
人生のどこかでターニングポイントがあり、
人はいつからでも良くなれる。
単に「正社員になりたい」人は
自分の成長よりも自分の生活の安定に関心がある人であって、
決して採用するべきではありません。
むしろ、雇用形態の差に係らず、
従事する仕事を通じて社会に貢献したい人や成長したい人を採用すると
会社は大きく変わります。
(但し、そのことを利用する”面接の巧者”を見抜く技術が必要ですが)
それらを踏まえて、
採用時にはこんな質問を用意するのも一手でしょう。
≪質問例≫
あなたは当社への貢献を通じて、
どのような自己成長をしたいと考えていますか?
これが企業成長へのカギとなれば幸いです。
- モチベーション・組織活性化
- 法改正対策・助成金
- 労務・賃金
- 人事考課・目標管理
- マネジメント
- チームビルディング
強い人事とは、すなわち強い経営である。
当事務所はパート・アルバイト・派遣社員・請負など、
雇用形態の多様化時代に対応した人事制度設計コンサルティングサービスや
就業規則作成サービスをはじめ、
貴社の業績向上を実現させる人事戦略の実践的ノウハウを提供しております。
高木 修一(タカギ シュウイチ) オーダーメイド労務管理事務所 所長 特定社会保険労務士
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所在地 | 富田林市 |