シナプスがあなたを形成している
こんにちは。株式会社DS&Cの大野です。
今回も、Emerjenetics(エマジェネティックス)に関する情報をひとつ。
みなさんはニューロンという言葉を聞いたことがありますか?
最近はメディアでも取り上げられることが多い単語ですので、もしかしたらどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
これまでにもご紹介していますが、エマジェネティックスは脳科学と統計学に基づいたアセスメントツールであり、脳科学を語るうえで「ニューロン」という言葉は欠かせません。
ニューロンとは電気信号を発して情報伝達や情報処理をする神経細胞のことです。
人間の脳全体で、ニューロンは1500億個あると言われており、その無限の細胞間を結ぶ部分のことを「シナプス」と言います。
このシナプスという接合装置を介してネットワーク網を作り、脳の複雑な働きを実現しています。
そしてこのシナプスのつながりが、人の個性を作り上げる基盤と言われています。
生後まもなくはシンプルなものでしかないシナプスのつながりが、様々な経験をすることにより、6歳頃に一番多くのつながりが形成されていると考えられています。
そして成人になるに従って、「その人の生活に必要のないもの」はトリミングされ、つながりが減少し、かつ固定されていきます。
一度固まった脳細胞間のシナプスのつながりは、その人の思考や行動のパターンとなって表れます。
大人になってから物の考え方を変えたり癖を直したるするのが困難なのは、このシナプスのつながりが固定化されてしまうからです。
このシナプスのつながりが「能力」「得手/不得手」「好き/嫌い」など、その人の個性を作り上げる基盤と考えられています。
つまりあなたがあなた自身である理由です。
一度固定化してしまったシナプスのつながりを変えるのは容易ではないという考えから、エマジェネティックスでは、苦手なものを無理して克服するよりも得意なところに焦点を当てて、強みを伸ばして行こうと提唱しています。
あなたの得意なことはなんなのか、コミュニケーションスタイルはどんなタイプなのか、エマジェネティックスを使って自己理解を深めてください。
最後にアメリカの女優、ベット・ミドラーの素敵な言葉をご紹介しましょう。
「あなたをあなたにしているユニークな個性を大切にしてください。
あなたは世界で唯一の存在なのだから」
- モチベーション・組織活性化
- 安全衛生・メンタルヘルス
- 人材採用
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- コミュニケーション
「個の強み」を「組織の強み」へ。社員一人ひとりの特性を理解し、強い組織へと変革する。
世界のトップ企業が導入するエマジェネティックスという分析ツールを通して個人の特性を分かりやすく理解するセミナーを実践しています。「そうだったのか!」と目からウロコは必至。働きやすい環境は相互理解から。是非お気軽にお問合せください。
大野直子(オオノナオコ) 株式会社DS&C シニアマネージャー・EGIJ認定アソシエイト
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