【アメリカビザ】アメリカビザ面接後の良くある失敗
アメリカビザ面接後の良くある失敗
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
アメリカ大使館、総領事館でのアメリカビザ面接後の良くある失敗、落とし穴について解説していきます。
大使館や領事館で面接が終わり、領事からApprovedと言われた方はホッとして、次は渡米の準備に取り掛かられるかと思います。
しかしながら、ビザが発給(貼付)されたパスポートが手元に戻るまでが面接と思ったほうが賢明で、パスポートが手元に戻ったら、必ずビザの内容の確認を怠らないでください。
ビザ上の身分事項(氏名、性別、生年月日、国籍)、パスポート番号、ビザの種類や有効期限を慎重に確認しましょう。何かの書類にビザ番号を求められた場合、右下の赤字の番号(アルファベット1文字+数字7桁)があなたのビザ番号です。
場合によっては、Annotationに "ESTA RECORD REVIEWED" 等何か文章が書いてある場合があります。それによって、どのような審査が行われたか推測できる場合もあります。ビザの内容に問題がない場合には、安心して渡米なさってください。
万が一、ビザの内容に問題があったら、米国大使館・領事館に訂正のリクエストを行う必要があります。
ただし、訂正が可能なのは、Bビザ、Eビザ、Lビザ等の非移民ビザは未使用で発給から1年以内のものに限られます。
ビザ訂正リクエストがあった場合、領事がその内容を検討し、その後の手続きについてはメールで連絡が入ります。実際にIMSが取り扱った例として、次のようなものがありました。
まず、【ケース1】ビザ訂正リクエストが認められた例ですが、B-1 in lieu of H-1Bの申請を行い、面接での質問も申請内容に沿ったものだったにも関わらず、通常のB1/B2ビザ(有効期間10年、マルチ)が発行された事案で、お客様に確認したところ、やはり有効期間が短くなってもB-1 in lieu of H-1Bを希望とのことでしたので、大使館に訂正リクエストを提出。リクエストが認められ、発送から3営業日程度で正しく訂正されたビザが発給されました。
【ケース2】問い合わせのあった外国籍のお客様ですが、昔、Bビザを取得して、数回渡米した。ある時、ビザ上の生年月日に誤りがあることに気付き、大使館に行ったら、その場でビザをキャンセルされたそうです。このケースの場合、既に使用してしまっていたので、訂正不可でした。
いずれにしても、パスポートが返却されたら、内容を良くご確認ください。
そして、パスポートの一時返却方法ですが、最近、申請が保留となってしまう方が増えているように感じております。追加の審査が必要ということであれば、仕方ないのですが、大抵の場合、面接時にパスポートを領事に預けるかと思われます。
しかし、審査期間が長期化し、審査終了の見込みも見えない中、米国以外の他国へ出張、旅行等で渡航したい場合には、どうすれば良いのでしょうか。その場合には、パスポートの一時返却リクエストを面接予約アカウントの「問い合わせ」から行ってください。
なぜ、パスポートが必要かの理由を添え、その証拠資料も一緒に提出することをお勧めします。数日程度で大使館・領事館からメールで返信がありますので、指示に従って、返送用レターパックを大使館・領事館に発送すると、また数日~5営業日程度でパスポートが返送されます。
いかがでしたでしょうか。
弊社では発給されたビザは、全て内容を良く確認した上で、お客様にご返却しております。滅多にあるわけではありませんが、万が一、内容に誤りがあった場合には迅速に訂正リクエストを提出し、ご渡米予定に極力間に合うよう手続きを進めます。米国非移民ビザについては、IMSに安心してお任せいただければと思います。
- 人材採用
- キャリア開発
- グローバル
- その他
IMSはアメリカ大使館・領事館へのアメリカ就労ビザ申請のプロフェッショナルです。
豊富なビザ申請経験でアメリカビザのお悩み解決いたします!
世界でも厳しい部類に入る米国ビザ審査・入国審査をスムーズに切り抜け、皆様が本来の職務にストレスなく専念できるよう、豊富な経験と知識でビザ問題をサポートさせていただきます。
松井 明子(マツイ アキコ) 行政書士法人IMS 【アメリカビザチーフコンサルタント】
対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 港区 |