研修会社が聞いた新入社員の迷言より
コロナも5類に移行して総務・人事の研修担当者と対面で話をする機会が増えてくると研修に関するご相談の他、総務・人事に係る様々なお悩みや愚痴を聞かせていただくことも多々あります。
その中で、よく耳にするのが最近のZ世代と呼ばれる新入社員さんたちの会社もしくは仕事に対する考え方です。
新入社員研修や入社後の社内面談などで、人事・総務担当者の方々はそれこそ何十人、何百人という新入社員さんと面談をして、今後の会社での自分の目指すキャリアや働き方を聴取し、適性や希望に合った部署への検討やそこへ到達するためのアドバイスをされますね。そして少しでも高いモチベーションと希望とやりがいを持って働き、コアな戦力となり、長く勤めてくれるよう育成に取り組んでいかれていると思います。
しかしながら、そんな思いとは裏腹にここ最近の新入社員さん達の口から出る言動に戸惑わされることもあるそうで、「時代の流れなのか、ゆとり教育からさとり世代を経てたどり着いた結果なのか、非常に考えさせられる。」そうです。
以下、そんな彼らから人事担当者が聞かされた迷言の一部を掲載してみます。
『なるべく出世しなくていい部署はどこでしょうか。できればそこへの配属を希望します。』
『私たち世代は一つの会社に長く務めたところで年金もわずかしかもらえないので、少しでも自分のライフスタイルに合った会社に転職していこうと思ってます。』
『管理職になってストレスまみれで苦労するくらいなら、ずっとヒラのままでいいんです。』
『今後の希望ですか? 今日と同じ明日が過ごせれば、それで良いです。』
・・・・・なかなか20代の若者の口から出たとは思えない言葉です。
新入社員さんが皆このように人生を達観して会社に過度な期待はしないというのではありませんが、人事・総務のご担当者と話をしていて最近複数回耳にした話題として紹介させていただきました。すべてのケースに最適解があるとは思いませんが、少なくとも“楽しい”がある職場からは離脱しないと思います。仲間と一緒に外国語を学ぶ楽しさなどをコンテンツとして提供するところから始めてはいかがでしょう?
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