YouTubeでの採用動画配信の成功パターンとは?
ニューノーマルにおいて、企業の採用活動も対面から非対面へとシフトが進み、企業の魅力を伝える採用動画を活用する企業が増え続けています。
YouTubeを活用した採用動画のトレンドや成功パターンにはどのようなものがあるのでしょうか?
一部ではありますが、下記にて解説していきたいと思います。
◆なぜ企業はYouTubeまで採用活動を広げたのか?
かつて採用活動の場は対面が主流でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止等の影響により、合同説明会やオフィス訪問などといったイベントが中止になるなど、対面の機会が読めなくなってきていることが課題として浮かび上がりました。
そのような環境下でいかに『企業のありのままを見せることができるか』という課題に対して、オンライン上で動画配信を行うことで多くの求職者に企業の情報を正確に伝えることができるといった効果が見られています。
また、YouTubeの利用者層として毎日YouTubeを閲覧する20代男性割合は56.2%、20代女性割合が40.6%と採用対象となる20〜30代の層が多いです。
そのような背景から、採用広報活動やブランディングの一環としてYouTubeで会社紹介動画などの採用動画を配信する企業が増えているのが現状としてあります。
◆企業の採用動画では、どんなメッセージのものが多いのか?
採用動画として例を挙げると、某不動産会社では 労働環境の実態や、給与や福利厚生など、実際の面接時には聞きづらい内容をコンテンツ化することで、特有のマイナスイメージを払拭し、入社後のミスマッチを防ぐ内容の動画を作成されています。
また、小売り業界で某ドラックストア様の事例では、採用が難しい薬剤師向けに、仕事体験や繁忙期に密着した職種あるある話などを社員による座談会形式で動画を作成し、社員同士の雰囲気やアットホームな雰囲気が感じられる動画があります。
◆再生回数が多い採用動画または採用に特化したYouTubeチャンネルにはどんな特徴がある?
職者の方々は日常からYouTubeに親しみのある傾向にあり、台本や編集で作りこまれたコンテンツはすぐに見破ることができます。成功している採用チャンネルの共通点は、完璧さを求めるのではなく、職場の雰囲気や働く人の姿など「ありのままの姿」であり、働く人の個性やユニークさが伝わる「不格好だけど自然体」が引き出されていることです。
本来の姿を見せることで、志望度をアップさせるだけでなく、採用後のミスマッチ防止にもつながります。
◆海外でも進んでいる、YouTubeを活用した採用広報活動
ディズニーが運営している働く人にフォーカスした「Disney Careers」では、企業のファンが形成されており、動画のコメント欄で求職者が積極的にコミュニケーションを交わしている様子が見られます。
動画から企業の世界観やビジョンに共感し、「私も働きたい」といった声が投稿されるなど、顧客が応募者にまわる仕組みが作られています。
今後、日本国内では少子化の影響もあり企業の採用活動において「応募が集まらない」「求める人材が応募にこない」といった課題や、若者の進路の選択肢が増えたことにより「内定辞退が多い」「離職が多い」などといった課題が浮き彫りになってきているかと思います。
そのような課題の解決にお役立ちになる1つの方法として、YouTubeによる採用動画配信を行ってみてはいかがでしょうか?
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山本 大介(ヤマモト ダイスケ) 株式会社エビリー ビデオソリューション事業部 PMM&EVANGELIST
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