無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

セクハラ対応:ジェンダー意識への気づきと行動変容

今月のコラム「セクハラ対応:ジェンダー意識への気づきと行動変容」
_____________________________________

ここ数年、企業のセクハラ対策が進む一方で、
「早期発見されセクハラ行為者に指導を行ったが、その後も同様の発言があり困っている」
「セクハラを意識するあまりコミュニケーションが減り、職場に活気がない」
と、困っている職場もあるようです。

これらの課題にはセクハラ後の指導に加え、行為者のジェンダー意識への働きかけや、新たに適切な行動を獲得するためのアプローチが有効と考えます。

まず、「セクハラ行為者に指導が行われたものの、同様の言動が見られる」場合には、行為者の性役割意識にアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が影響している可能性があります。

例えば、『男性は強くあるべきだ』『女性は家庭を優先すべきだ』というような思い込みがそれに当たります。

性役割意識に無意識であるがゆえに、セクハラと指摘された言動についても悪気がなく、改善が難しいことが多いようです。

アンコンシャス・バイアスは、自分自身ではなかなか気づかないため、対話の中で気づきが得られるよう促し、結果として言動の変化へとつなげます。

次に「セクハラを意識しすぎて職場でのコミュニケーションが減る」場合には、行為者の行動が消極的となり、コミュニケーション不足から業務への支障が生じたり、チームとしてのパフォーマンスが低下したりすることが懸念されます。

そのため、不適切なコミュニケーションを放棄するだけでなく適切なコミュニケーションを新たに獲得し強化できるよう、好ましい言動にはポジティブなフィードバックを受け、そうでない言動はどのように改善するとよいかを他者と一緒に考えられるような対話型のサポートがあるとよいでしょう。

いずれの場合においても、他者からの客観的なアセスメントとフィードバックが必要であり、改善が見込まれる方法について仮説を立てた上で対応し、必要に応じて仮説の見直しやそれに基づく対応方法をアレンジするといった、見通しを持った対応が役立ちます。

また、好ましい行動を身に付けていく途中の段階では、行為者のコミュニケーションの変化に対し、周囲からネガティブな反応が出ることもあり、行為者がくじけそうになることも少なくありません。

好ましい行動が違和感なく実践でき、周囲にも受け入れられる段階に至るまで、継続的なサポートが求められます。

                                                                                                 (コラボレーター 笠作鮎美)

  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • その他

公認心理師/臨床心理士/産業カウンセラー
【専門領域】人事支援、復職支援、働く人のメンタルヘルス

総合病院とEAP企業にて働く人のメンタルヘルス問題に従事したのち、現在は企業人事を支援する立場から、社員のメンタルヘルス不調や問題行動に対して、コンサルテーションや支援を行っている。

笠作 鮎美(カササク アユミ) コラボレーター

笠作 鮎美
対応エリア 関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)
所在地 渋谷区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン