カブシキガイシャグローネクサス
人材ポートフォリオ策定、要員・人件費計画策定
人的資本経営、経営・事業戦略を実現する、動的人材ポートフォリオと要員・人件費計画策定をご支援します。
このサービスのポイント
- 戦略人事の実現
- 企業・事業戦略と人材計画を連動させ、戦略人事を実践する仕組みを構築します。
- 人的資本経営を推進
- 人材を資本として位置づけ、中長期的な成長を支える人材ポートフォリオを設計します。
- 生産性指標に基づく要員・人件費計画
- 生産性指標を用いて要員計画を可視化し、計画的な人件費コントロールを実現します。
サービスDATA
| 対象企業規模 | 1000人以上 |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 費用 | ご支援方法により異なり、100万円～／月となりますが、詳細はご相談ください。 |
| 導入社数 | 導入社数非公開 |
| サービス形態 | コンサルティング |
サービス詳細
人的資本経営、経営・事業戦略実現に向けた人材ポートフォリオ、要員・人件費計画策定
●企業・事業戦略に基づくポートフォリオ設計
企業の経営戦略・事業計画に連動した人材ポートフォリオを策定します。事業の方向性を踏まえて、中長期的に必要な人材の量的・質的な要件を明確化し、経営と人事が一体となって取り組める戦略人事を実現します。
●人的資本経営に向けた人材の最適配置
従業員を「コスト」ではなく、「資本」と捉える人的資本経営の視点を取り入れ、人材を最適に活用できる仕組みを構築します。現状の要員構造や人材コストを詳細に分析・可視化し、生産性や投資対効果の視点から適正な人材配置や人材シフトの具体的施策を提示します。
●シナリオベースの要員・人件費計画の策定
複数の事業シナリオに対応した要員・人件費シミュレーションを実施し、中長期的な視点で許容可能な人件費水準を明確化します。各シナリオでの生産性向上やコスト効率化に向けた具体策を示すことで、経営の意思決定を的確にサポートします。
●実効性を高める伴走型プロセス
策定された計画が単なる理想論に終わらないよう、現場への丁寧なコミュニケーションや勉強会、個別の調整会議を通じて、従業員の理解と納得感を高めます。また、人事部門や事業部門が主体的に運用できるよう、運用段階まで伴走型の支援を提供します。
●客観的アセスメントに基づく人材戦略構築
人材のスキルや適性を客観的なアセスメントによって把握し、実際のポートフォリオと要員計画に反映します。データドリブンでの分析・提言により、実現性の高い計画策定をサポートします。
●施策の実行力を高める評価・処遇制度との連携
人材ポートフォリオ策定・要員計画策定と併せて評価制度や処遇体系も整備し、人材の意欲を引き出しつつ、戦略的な人材配置やリスキリングを促進することが可能です。
導入実績
| 導入社数 | 導入社数非公開 |
|---|---|
| 導入先 | 大手サービス、大手建設、大手不動産、大手製薬等 |
| 導入事例の ダウンロード資料 |
|
大手サービス：事業ポートフォリオ転換に伴う人材ポートフォリオ策定支援
・大手サービス企業において、グループ全体での事業構造の転換を図るための人材ポートフォリオ策定を支援しました。同企業は、従来の個人向け・店舗販売型のサービスが市場競争激化や消費行動の変化により収益性が著しく低下していました。この課題を解決するため、成長性が見込まれる法人向け・EC販売型のサービスへと事業の主軸を転換することが急務となっていました。
・しかし、従来型の店舗販売モデルは労働集約型であり、多くの人員が従来業務に固定され、新規事業や成長分野へ迅速に対応できない状況でした。このため、単純な人員削減ではなく、既存の社員が新たな事業領域で活躍できるよう、戦略的な人材シフトとリスキリングを推進することが求められていました。
・まず事業ポートフォリオ転換に必要な新たな人材要件を明確化するため、法人向け・EC事業で求められる具体的なスキル・ロールを定義しました。その上で、既存人材のスキルや適性についてアセスメントを実施し、現在の人材資産の実態を把握しました。
・これらをもとに、具体的な人材シフト計画を策定しました。さらに、人材シフトを促進するための評価・処遇制度の見直しや、社内異動を支援する仕組みもあわせて整備しました。
大手建設：業績シナリオに基づく要員・人件費計画最適化
・大手製造企業において、中期的な経営環境の悪化を見据え、コスト構造を見直し競争力を維持するため、中期的な要員計画および人件費管理の仕組みを構築する支援を行いました。
・同企業では、市場環境の変化に伴い、中長期的な業績見通しが悪化傾向にあり、コスト管理の徹底と要員構造の適正化が急務となっていました。まず、各事業部門ごとの業績予測や要員構成を詳細に把握し、現状の人員・人件費の「成り行きシミュレーション」を実施しました。このシミュレーションでは、現状の延長線上で起こりうる将来的な人員数や人件費コストの変動を可視化し、課題の具体的な規模を明確化しました。
・その上で、複数の業績シナリオを想定し、それぞれに応じた最適な人員配置・コスト管理を策定しました。具体的には、各シナリオに沿って必要な要員数を明確化し、不足人材の採用戦略や人材の再配置・リスキリングの計画を策定しました。また、生産性や効率性向上を推進するための人事評価・処遇制度の見直しや、従業員の意識変革を促す取り組みも合わせて構築しました。
大手不動産：要員・人件費分析と人事課題抽出・施策検討
・大手不動産グループの中核会社において、中長期的な業績向上および競争力の維持を目的として、要員構造および人件費の分析を実施しました。
・当社はまず、要員構造の現状と将来に向けたシナリオを精緻に把握するため、詳細な「成り行きシミュレーション」を実施しました。このシミュレーションでは、現状の人員構造や人件費の推移を客観的に分析し、何も施策を打たない場合にどのような人件費増加や要員の過不足が起こり得るのかを明確化しました。
・特に、人件費をコントロールするための人員配置や採用・再配置・リスキリング施策の具体的内容を整理し、実行可能性が高く、組織の生産性向上につながる施策を体系化しました。
・具体的には、各部署や職種に求められる人材のスキルや人員数を明確化し、どのような採用や配置転換を行うべきかを示しました。また、生産性向上を支えるための評価制度の見直しや処遇の見直しを行い、社員が変革に積極的に取り組める環境づくりを推進しました。
大手製薬：生産性向上に向けた人材ポートフォリオ、要員・人件費計画策定
・大手製薬企業において、医療業界の構造変化や患者ニーズの多様化により、従来の営業スタイルに大きな変革が求められていました。特に医薬情報担当者（MR）を中心に、単純な訪問活動ではなく、より深い専門知識と高度な情報提供能力に基づく生産性の向上と専門性の深化が課題となっていました。
・当社は、まず中長期的な事業目標を踏まえ、人材ポートフォリオを再構築しました。この取り組みを通じ、従来の訪問回数重視の活動スタイルから、医療機関や医師への付加価値の高い情報提供、専門性を発揮できる活動へと転換する必要性が明確になりました。
・次に、MRを中心とした要員計画の策定を実施しました。将来的に求められるMRの数や配置を明確にし、適切な人材シフトを実現するための具体的な再配置計画や採用計画を立案しました。また、現状の人員数と人件費の推移をシミュレーションし、各シナリオにおいて達成すべき生産性目標を設定しました。
このサービスがより理解できるセミナー
- 無料
- WEBセミナー（オンライン）
人事DX ～先行企業事例に学ぶ、人事機能高度化・効率化の7つの型とは～
開催日：2025/04/25（金） 13:00 ～ 14:00
関係する資料をダウンロード
- レポート・調査データ
- 評価・目標管理制度
- 資格等級・賃金制度
- 配置・異動・昇進管理