マーキュリッチカブシキガイシャ
このサービスのポイント
- IQ的側面・EQ的側面の両方から学べる
- 「問題の本質を探り出す力」と「相手の本音を引き出す力」、いわばIQ的側面・EQ的側面の両方から学び、スキルを高めていくことを目指します。
- 分析眼を身につけ研修での学びを継続できる
- 他者のヒアリングスキルを分析するための「分析眼」を身につけることで、研修当日にスキルを伸ばすだけではなく、翌日以降の継続的な伸びが期待できます。
- 貴社の状況に応じたカスタマイズが可能です
- 御社の状況や受講者の課題感に応じて研修のカスタマイズを行うため、ベストフィットのプログラムを提供することができます。
サービスDATA
対象企業規模 | すべての企業規模 |
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対応エリア | 全国 |
費用 | 1日研修(7時間)の場合:45万(税別)~ |
導入社数 | 導入社数非公開 |
対象階層 | 新入社員若手社員 |
対象職種 | 全職種 |
テーマ | コミュニケーションプレゼンテーション |
サービス形態 | 研修講師派遣貴社での集合研修[テスト&フィードバック・ワークショップ・講義] |
期間・回数・時間 | Zoom等のシステムを使用したオンライン開催も承っております。2日間コース(7時間×2日)が基本ですが、1日コースや半日で複数回に分けて開催する事も可能です。 |
対象人数 | 原則20名まで。こちらも柔軟に対応致しますので、お気軽にご相談ください。 |
サービス詳細
ヒアリング力がない事による弊害
十分なヒアリングを行わないままに、いくら企画書や提案書をきれいにまとめあげたとしても、相手の心に響くものにはならないため、まず採用には至りません。
また部下から相談を受けたときにも、部下の話をまともに聞かずにアドバイスをしたら、単なるとんちんかんな説教になってしまいます。
あるいはプロジェクトメンバーと意見が対立したときに、お互いの言い分にしっかりと耳を傾け合うことをしないと、対立は平行線を辿り、プロジェクトの崩壊を招きかねません。
これほどまでに重要な「ヒアリング」に対して、驚くほど多くの人はその大事さに気づいていません。また、上記のような問題が生じている原因が、自身のヒアリング力のなさにあることを認識できていない人も数多くいます。
だからこそ、「ヒアリング」の重要性・パワーを深く理解しつつ、そのスキルを意識的に磨いていく必要があります。
「本質を探り出す力」と「本音を引き出す力」
ある問題が発生しているときに、何がその問題の原因なのかについては、当事者自身もよくわかっていない場合が少なくありません。
よって、優れたヒアリング力の持ち主はまず相手の状況をイメージし、「どんな問題が起きていて、何に悩んでいるのか?」といった観点で仮説を立てます。それを元に相手に「実際に起きている事象はどんなことなのか?」「それらの問題の影響度はどれくらいなのか?」「原因はどんなものが考えられるか?」等を詳しく聞くことで、「自分が立てた仮説が正しいかどうか?」を検証するというかたちでヒアリングを進めていきます。
つまり仮説構築・検証型のヒアリングを行うことで、問題の本質を的確に探り出していくことができるわけです。
それだけでなく、優れたヒアリング力の持ち主は、相手が話しやすい雰囲気づくりや関係性構築についても、配慮を行き届かせることができます。
人は、聞き手に対して「この人なら話しても大丈夫。自分の話をちゃんと受け入れてくれそうだ」という心理的安全性を感じると、心を開いてより深い話を本音でしてくれるようになります。逆に心理的安全性の確保に失敗すれば、心を閉ざして表面的な話しかしてくれません。
効果的なヒアリングを行うためには、本質を捉えるだけでなく、相手が話しやすい雰囲気や関係性を作り、相手から本音を引き出すことも重要なのです。
優れたヒアリングが実効性の高い提案をもたらす
ヒアリングを通じて「本質を探り出す力」を備えている人物に対して、相手は「この人は物事を本質的に捉える力を持っている人だな」という信頼感を抱きます。
またヒアリングを通じて「本音を引き出す力」を備えている人物に対して、相手は「この人は自分の本音を深いレベルで理解してくれる人だな」という安心感を抱きます。
ですから、ヒアリングの結果をもとに相手に何か提案をした際にも、お互いの間に強い信頼関係ができていることで、こちらの提案を受け入れてくれる可能性が高くなります。
つまり、ヒアリング時に「問題の本質」と「相手の本音」をつかむことができれば、単に「深いヒアリングができた」ということに留まらず、相手に具体的な行動を促すような実効性の高い解決策へとエスコートすることができるのです。