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3月対応
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入社式の準備
入社式は、新入社員が社会人としての自覚を高め、働くことの意味をつかむために、不可欠な行事と言えます。昨今のコロナ禍においては、感染症対策に十分に配慮した上で、適切に運営することが求められます。
主要業務
(1)開催形式の検討
・緊急事態宣言下では、入社式への参加人数や感染症対策などを十分に考慮したうえで、対面で開催するのか、オンラインで開催するのかを決定する。社内外の関係者にヒアリングして、どのような条件で判断するのか、自社としての「基準」を定め、経営判断を行う。
(2)開催形式に合った諸事項の確認
・関係者、新入社員から意見を聞き、最終的に対面とオンラインのどちらで開催するかを決定し、形式に合わせて諸事項を確認する。
~時期・規模・形式の妥当性、社員・関係者の要望
~対象者の範囲、社内外の人数確認、労働組合・親睦会への確認、来賓・招待客の範囲、受付・司会などの決定、地域社会との関係
(3)対面での入社式の留意事項
・新入社員の参加意思を確認し、難しい場合はオンラインでの参加を促す。
・「三密」にならないよう、参加人数を最小限にとどめる。
・参加者間の距離を保ち、消毒液の設置、マスクの着用など、飛沫感染対策を万全に行う。
・入社式後に懇親会などを開催しない。
(4)場所の決定、必要事項・器具などの確認
・対面で開催する場合に必要となるものを確認する。
~広さ・収容人数、レイアウト・飾り付け、必要設備備品、受付・着席用什器類、IT・視聴覚用設備備品類、標識・幕・旗・名札、交通手段、案内図、開催案内の通知・発送 など
・オンラインで開催する場合に必要となるものを確認する。
~配信用の会場、配信用機材、通信環境 など
(5)開催当日に向けての準備
式次第、歓迎行事、挨拶祝辞、記念品 など
3月中の主な業務
- 労使関係
- 春季団体交渉の実施