知る人ぞ知る!英語表現10
悩みを相談されたときに何て言いますか?
Just between you and me. (ここだけの話なんだけど…)と言って悩み事の相談をもちかけられることって結構ありますよね。海外からの友人や英語を話す同僚との会話でもよくあると思いま
今回はそんなとき、「お、この人、こなれた感じの英語使うな」と思われるような、一般的にはあまり使いこなされていない英語表現をご紹介します。
「困ったときこその友だろ!」
1つ目の表現は “A friend in need is a friend indeed.”
日本語のことわざで言う、「刎頸の交わり」にあたるものです。「必要なときの」という意味の “in need” と「実に」という意味の “indeed” を使い、韻を踏んでいる言葉遊びのような表現です。相談を受ける側が使う場合は少し冗談めかして使うと良いでしょう。
「わかっている問題に取り組むほうが、何が起こるかわからない状態よりも良いよ!」
2つ目の表現は “Better the devil you know than the one you don’t.”
日本語のことわざで言う、「知らぬ神より馴染みの鬼」に似ていますが、使われ方が少し違います。「知らぬ神より~」は「身近な人の方が良い」という意味で使われますが、この英語表現は、直訳すると、「知っている悪魔の方が知らない悪魔よりましだ」という意味になります。何かで悩んでいる相手に対し、「取り組むことが面倒だと思われる問題であっても、その問題に取り組むことのほうが、得体の知れない問題に直面するリスクを冒すよりも良いことだ」、と伝えたいときに使いましょう。
「何もしなければ問題は解決しないよ」
3つ目の表現は “If you’re not part of the solution, you’re part of the problem.”
直訳すると「あなたが解決策の一端を担っていないなら、あなたは問題の一部だ」というもので、認識している問題に対し、解決に向けた行動を起こしていないなら、その人にも責任がある、というニュアンスが伝わります。どうしようもない問題に直面している人にかけるには厳しい言葉ですが、解決に向けて少しでも行動を起こそうとしている人に対し、具体的な行動を起こそうと奮い立たせる意図で使うことができます。
いかがでしたか?相手の状況に応じて使い分ける必要がありますが、一般にはあまり使いこなされていないからこそ、これらの表現をうまく使いこなせたら英語を話す友達、同僚、仕事仲間から一目置かれる存在になれそうですね。
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横山 悠規(ヨコヤマ ユウキ) 株式会社ヒューマン・ブレーン 国際事業部 法人研修Gリーダー
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