企業イメージを落とす「ダメな面接官」とは?
◇見られているのは求職者側だけではありません。◇
就活生を面接しながらも、実は面接官だって就活生からチェックされています。
「面接官に呆れて内定を辞退した」なんていう話も珍しい話ではないのです。
〜「面接官」の重要性〜
就活生にとって、面接官の印象はそのまま企業への印象に直結します。
ですので、面接官となる人は、自分が会社の顔として就活生に接していることを意識しましょう。
悪い印象を与えてしまうと、インターネット上で拡散されかねません。
・悪い情報ほど広まるのが早いこと
・就活生から発信された情報は、他の就活生に絶大な影響力があること
には特に注意が必要です。
面接官の態度にガッカリした就活生がいれば、本人だけでなく、それを聞いた他の就活生までもが選考や内定を辞退しかねないのです。
では、具体的にどのような点に気をつければいいのでしょうか。
〜ポイントは「不快」「不誠実」「不潔」〜
就活生が面接官にガッカリするポイントは大きく3つです。
1.不快
よく聞く「圧迫面接」がその典型例です。
就活生に対し高圧的な態度をとったり、理不尽な受け答えをして就活生の反応を見ることは、もうタブーです。
他にも、何故か面接官自身が武勇伝を語り出す「自己紹介面接」や、「セクハラ面接」も就活生から嫌われる代表例です。
2、不誠実
・斜め上を向き、目も合わさない上の空な面接官
・「ふーん」「へー」など興味を示さない面接官
面接官の不誠実な態度が面接で出てしまうと、就活生から嫌われてしまいます。
「こんな上司は嫌だ」と思われるような態度は控えましょう。
3、不潔
面接官の態度や身なりが不潔であれば、悪印象を与えてしまいます。
最近では、タバコの匂いを敬遠する就活生もいることから、面接前のタバコを禁じている企業もあるようです。
〜面接官への指導や教育〜
面接官の態度1つで企業イメージが左右されるという事実に気付く企業が増えてきています。
最近では、「面接中に肘をつかない」「学生が話をしているときは飲み物を飲まない」といった面接官に対する諸注意を定めた企業もあるようです。
「当たり前」だと思うことや「ここまでするの?」と思うことの感じ方は、人それぞれです。
就活生からの企業イメージを下げない為には、面接官となる人にへの指導を行い、『「面接官が企業イメージを大きく左右していること」』『「ここまでするの?」と思うようなことまで気を配らないと採用できないのが現状であること』を知ってもらうことが効果的です。
とはいえ、まだまだそこまで手が回らず、面接官の教育まで行っている企業は少ないのが実情です。
面接官の態度1つで、採用の成功や失敗だけでなく、企業イメージまでもが左右されてしまうので、面接官の育成にまで力を入れる企業が増えて欲しいと思います。
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