外国人人材の活用で競争力をアップ!
多くの国内産業で人手不足や後継者不足が顕在化していますが、外国人の優秀な人材を活用することで人繰りの確保だけでなく、国内競争力を順調に伸ばしている会社があります。
私たちの会社も、優秀な外国人講師の確保を命綱として半世紀近くたちますが、活用に際して気を付けていることを挙げてみます。
1. 長期の在籍を期待しないこと
終身雇用など雇用の継続に役立ちません。環境や待遇の変化によって、都度個人で判断していくと考えてください。昔ながらの3年我慢すれば・・・という社風の会社では外国人人材は育ちません。
2. 環境への適応支援
日本文化、会社の文化、適応には多くのストレスがあります。研修・メンター制度・日本語研修などを整備しなければなりません。日本での生活が長い同じ出身国の人をメンターにつけるのが有効です。
3. 受け入れ部署の理解
まず言語の壁をどうするのかを決めましょう。会議での言語・レジュメの言語・提案の仕方・フィードバックの仕方・決裁の流れの明示、等々、受け入れ側が検討や研修を通じて理解と機運を高めることが成功に欠かせません。
4. ダイバーシティーは幹部教育から
社内の機運は、社長・幹部によって変わります。まずトップが時間を割いて勉強し議論し一体感のある方向性を作りましょう。
5. 制度の明確化
柔軟な勤務体制・キャリアパスの開示・生活サポート制度の明示・退職時のルール教示、などあいまいさを避けた制度の構築と明確化は産業・職種による特殊性を反映したものを作り、時代に合わせて常にアップデートしましょう。
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