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【調査レポート】ハラスメント対策の「盲点」と「副作用」
2020年には「パワハラ防止法」と呼ばれる改正労働施策総合推進法が施行されました。企業はハラスメント対策の強化を進める一方で、本来あるべきマネジメントが機能しないという声も聞かれます。
そこで、ハラスメントの実態とその影響や発生要因と防止策、ハラスメントとマネジメントの関係について調査しました。
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<調査背景>
年々増える「職場のハラスメント」。2020年には「パワハラ防止法」と呼ばれる改正労働施策総合推進法が施行。ほか各種法律においてもハラスメントに関する項目が改正され、企業はハラスメント対策の強化を進めている。
一方で、ハラスメントの防止や回避が先行し、本来あるべきマネジメントが機能しないという声も挙がっている。果たして、ハラスメント対策はどうあるべきなのか。そこで、ハラスメントの実態とその影響や発生要因と防止策、ハラスメントとマネジメントの関係について調査した。
<サマリ>
【実態】
■ハラスメントを直接受けた経験がある人は34.6%
■ハラスメント被害の悪影響
1.ストレス反応、主観的生産性(業務遂行能力や生産性)/幸福度(ウェル ビーイング)/継続就業意向の低下
2.ハラスメントによる年間離職者は86.5万人(推計)
3.そのうち約7割が「退職する理由(ハラスメント被害)」を会社に伝えずに辞めている(ハラスメントの潜在化)。
■ハラスメントが潜在化する理由
1.被害者が行動しない
2.周囲が行動しない
3.従業員から会社の対応が見えづらい
■加害者になることを恐れて、部下と距離を取りすぎる上司の実態
1.「ミスをしてもあまり厳しく叱咤しない」(81.7%)など
2.上司と距離感が遠いほど部下は成長を実感していない
【提言】
■相談せず離職する「ハラスメントの潜在化」を防ぐ
1.脱「属人思考」組織
2.脱 ハラスメントを許す組織
3.相談できる人間関係の構築
■ハラスメント防止と部下成長の両立には「傾聴行動」
■「防衛」的なハラスメント施策だけではなく、「育成」的な施策の両輪を
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