#17:100日後に最高の上司に-エンゲージメント向上の秘訣
今、組織に求められているのは、管理や統制ではなく、一人ひとりの「エンゲージメント」を高めていき、自律的に動ける人材を育成していくことです。部下の主体性を引き出し、上長自らも部下と共に成長するためには何が必要なのか?
本コラムでは、そんな上長たちに送る、エンゲージメント向上のためのヒントをお届けします。
なお、本コラムのベースは、アジャイルHR代表の松丘啓司(著者名)の著書『エンゲージメントを高める会社』です。また、アジャイルHRの公式Xアカウントでも、100日後に最高の上司になる!【心のノートにメモっておきたい部下のエンゲージメント向上のためのヒント】としてショートフレーズを日々発信していますので、ぜひそちらもご覧ください。
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本日の心のノートにメモっておきたいフレーズはこちら!
小さな勝利(スモールウィン):大きな目標を小分けにし、達成感を積み重ねることで、自己効力感を育む。
■ 「成果が出るまでの空白期間」をいかに支えるか
上司の役割の1つとして、部下がモチベーションを高く保つことができる環境を作るということがあります。
そうは言っても、大きな目標や長期的なプロジェクトの達成には、相応の時間がかかります。
最終的な成果が形になるまで「何も達成できていない」と感じる期間が長く続くと、部下のモチベーションは低下し、自分への不信感を募らせてしまいがちです。
こうした事態を防ぐために重要なのが「スモールウィン(小さな勝利)」の視点です。
目標に至る過程のなかで小さな前進や成果を見逃さず、着実に達成感を積み重ねていくこと。「自分は前に進んでいる」という手応えが得られることで、メンバーのなかに「自分ならできる」という自己効力感が育まれ、次の一歩を踏み出す意欲が維持されます。
■ スモールウィンを創出する3つのアプローチ
部下が日常の業務のなかで前進を実感できるようにするために、上司として、意識したいポイントとして、3つをご紹介します。
1. プロジェクトを「達成可能なサイズ」に切り分ける
遠くのゴールを示すだけでなく、そこに至るまでのロードマップを小さなステップに分解します。業務を細分化して「まずはここをクリアしよう」と小さなマイルストーンを設定することで、達成のハードルを下げ、頻繁に「達成感」を得られる構造を作ります。
2. 「結果」だけでなく「変化や進捗」を言葉にして伝える
最終的な結果がまだ出ていない段階であっても、日々の変化に注目します。「先週に比べて提案書の説得力が増した」「顧客へのレスポンスが早くなった」など、具体的でポジティブな変化を見逃さずに、言葉にして伝えることが重要です。
3. 小さな前進をチームで「可視化」して共有する
進捗状況や小さな成果を個人のなかだけに留めず、チーム内でオープンに共有・認識し合える工夫をします。「小さな勝利」をチーム全体で可視化することで、互いの貢献を認め合う風土が醸成されます。
最終的な目標の大きさにとらわれすぎると、日々の地道な努力が見落とされがちになりますが、大きな成果も、日々の「小さな前進」の延長線上に存在します。
目標を切り分け、道中にある成長の変化を言葉にして認めていく。こうした小さな成功体験の積み重ねこそが、やがて大きな課題や困難を乗り越える確かな力へと繋がっていきます。
日々のコミュニケーションで「小さな勝利」に目を向けて、コミュニケーションを心がけてみてはいかがでしょうか?
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- 考えさせられる
- 理解しやすい
このコラムを書いたプロフェッショナル
井上弘絵
株式会社アジャイルHR マネジャー
支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。
井上弘絵
株式会社アジャイルHR マネジャー
支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。
支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。
| 得意分野 | 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、チームビルディング、コミュニケーション |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 所在地 | 港区 |
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