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『日本の人事部』Vol.112
2007/04/24 09:00
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『日本の人事部』 【vol.112】2007.04.24
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。
2009年に「裁判員制度」が始まりますが、みなさんの会社では社員が裁判
員に選ばれた時の対応を考えているでしょうか? 先日、最高裁の調査で
「仕事への影響を心配」する人が、3割以上に上るという結果が出ました。
外部との取引や関わりがある場合、担当者がいないと仕事が進まない状況
も想定されます。ビジネスの現場では、スピードが求められる場面も多く、
不安を感じる人も少なくないのでしょう。制度開始までに職場の環境整備
や仕事のフローなど、しっかり見直していく必要がありそうです。
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来週の『日本の人事部』サイトの更新・メルマガの配信は、連休の為
お休みさせていただきます。あらかじめご了承ください。
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◆◆目次◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【1】 ケース・スタディ/「企業・人材・紹介会社の『転職』三角関係」
────────────────────────────────
【2】 続々更新! 最新人材業界ニュース
────────────────────────────────
【3】 ~連載コラム~
元人事研修部長が語る!「人事のこころ」<第4回>
────────────────────────────────
【4】 困った時の匿名相談掲示板:「有給休暇の取得推進策について」
────────────────────────────────
【5】 直近のお役立ちセミナー
────────────────────────────────
【6】 今週注目の「専門家」はこの人!
────────────────────────────────
【7】 編集部おすすめのサービスはここ!!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】ケース・スタディ/ 人材紹介・キャリアコンサルタント
第24回『 企業・人材・紹介会社の「転職」三角関係 』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 企業と個人の間をとりもつ「キャリアコンサルタント」が、両者の思惑
やすれ違いによる「ミスマッチ」をケース・スタディで紹介します。
【 今回、ご紹介するのはこの2ケース 】
(1)異なる業界の風土にとまどう人材
………………………………………………………………………………………
異業界への転職。営業や技術の場合、その業界独特の商品を扱うことが多
く、業界をまたぐにはそれなりの覚悟や勉強が欠かせない。しかし、経理
や人事、総務といった管理部門の場合は、特に業界にしばられない業務も
多いため、あまり業界を気にせずに、転職先を探す人も多い。しかし、実
際には、独特の風土や慣習などに大きな違いがあるようだ。
(2)さまざまな選考プロセスを試す企業
………………………………………………………………………………………
通常、中途採用では面接を2~3回行う企業が一般的。しかし、競合が多
い技術系の職種の場合、ゆっくり選考をしていては同業他社に先を越され
てしまう…ということも少なくない。そこで、面接回数を減らし、1回だ
けの面接で合否を決定する企業も出てきた。スピードアップは候補者にと
ってもありがたいことだろうが、同時に得られる情報量が少なくなってし
まうという実情もある。
(詳しい内容はこちら)
-> https://member.jinjibu.jp/MemberTsub.php?act=dtl&id=180
※こちらのコンテンツは会員専用です。
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【2】続々更新! 最新人材業界ニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 採用、育成、人事制度、労務・福利厚生まで業界のあらゆるニュースを
網羅。最新動向を知りたい方は、ぜひチェックを!
■ マンパワー雇用予測調査
日本における61%の企業が、人材不足を感じている
■ エス・エム・エス、薬剤師の人材紹介サービス
「ファーマ人材バンク」運営開始
■ JTBモチベーションズ、新社会人向け教育動画
「ミニッツチャージ」配信を開始
■ タナベ経営、「就職活動実態アンケート」調査
探しているのは、“自分が活躍できるフィールド”の見える会社
▽ この他にも、人材業界の“Hot news”を毎日更新中!
閲覧は、こちらから-> http://jinjibu.jp/GuestNewsTop.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】~連載コラム~
元人事研修部長が語る!「人事のこころ」<第4回>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大手企業の元人事研修部長が、38年間の人事実務キャリアと「管理職」の
立場から得た経験をもとに、人事部門への思いを語ります。
◆ 【「新入社員研修」の企画のあり方を考える 】
--------------------------------------------------------------------
入社式からまもなく1ヵ月、多くの企業では新入社員研修が終了する頃だ
と思います。
一般的に新入社員研修は、業種によってカリキュラムに多少の違いはあり
ますが、役員や幹部の話、会社概要や組織、就業規則や諸規定の説明、仕
事への姿勢やビジネスマナーなどをセッションの中心に置き、各企業が独
自にプログラムを工夫しています。
階層別教育の一環として、入社時に上記セッションを行なうことは当然必
要ですが、私は、新入社員研修の重要な目的は他にもあると考えています。
入社するまで、学生時代の習慣で就寝時間は夜中の0時過ぎ、起床はお昼
近い時間という、夜型生活を送っていた新入社員は多いでしょう。しかし、
入社と同時に長年のマイペースな生活リズムから一転。6時起床で朝食を
とり、12時になったら職場の仲間と昼食、午後はキッチリ5時間の拘束勤
務という、ある程度決まった型に心身を馴染ませる必要があります。
新入社員研修には、夜型生活からサラリーマン生活(朝型生活)へ切り替え
を行い、スムーズに会社生活に慣れるよう導くカリキュラムも必要です。
人事担当者は、新入社員研修を企画する際「社会人のマナーやルールを教
えなければ」や、「自社の経営方針や製品・商品知識、仕事の概要も説明
したい」など、業務関連に焦点を当てる傾向にあります。また、経営トッ
プに対して「新入社員研修をこんなに真剣に行っている」とアピールした
い気持ちも一部にはあるでしょう。
私も皆さんも同様だと思いますが、入社時に人事担当者が説明した就業規
則や給与規程、幹部の話は研修後、時間が経つうちに忘れてしまいます。
覚えているのは職場の仲間との食事や、同期生とのエピソードぐらいでは
ないでしょうか。
自分の価値観で過ごせた学生時代の生活環境とは違って、社会に出て組織
に属せば、選べない上司やチームメンバーと1日10時間前後を共に生活す
ることになります。
「○○研修実施」と言うと、どうしても人事・教育担当者は受講者から、
「良い研修でした。ありがとうございます」という感謝の言葉を期待しが
ちです。研修で学んだことは、後で受講者が気づいて実践行動に役立てく
れれば良いことです。大切なのは新入社員が研修をとおして改めて自己を
認識すること、行動に変化を起こさせるヒントを得て、実際の動きにつな
げることです。
これまでの実務経験から私は、新入社員研修は業務の知識を教える場では
なく、『配属後の職場生活を疑似体験させる場』であると考えています。
仕事関連の知識や職場マナーは配属後、先輩社員が計画的なOJTを行い、
コミュニケーションを確立させていけばよいのです。私は最近の研修を自
社の始業・就業時間に合わせ、時間外セッションは一切設けないようにし
ています。生活習慣の切り替えにふさわしいプログラムこそ、新入社員研
修には必要だと思っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】困った時の匿名相談掲示板 (※詳細は会員専用コンテンツ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─┐
│Q│ 有給休暇の取得推進策について
└─┴───────────────────────────────┘
当社では、社員の有給取得日数が他社より低く、取得の推進策を検討中で
す。現在、永年勤続と合わせた休暇取得制度の新設を考えています。有給
休暇の取得が思わしくない社員には、勤続年数に応じた数日の特別休暇付
与に加え、有給休暇を数日取得させる案を検討していますが、法的に配慮
すべきことはありますか?
(東京都/商社(専門))
編集部よりコメント…
有給休暇の取得推進は、社員の労働環境改善や健康管理の面から、積極的
に取り組んでいる会社が少なくありません。しかし、取得に対する経営層
の意識が低く潜在的に問題を抱えている現場もまだあるかと思います。法
的なことだけでなく、社員が働きやすい環境を作ることもあわせて考えて
いく必要があるのではないでしょうか。今回の質問に対して、2人の専門
家からアドバイスが寄せられています。
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│ テンシーモデル設計開発など。なかでも従来のS型(診断目的)と │
│ は構造的に異なった独自のシミュレーション事例とフィードバック │
│ &コーチングスタイルを取り入れたT型(強化目的)センターアセ │
│ スメントプログラムは、多くの企業で実施され好評を得ています。 │
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『日本の人事部』 【vol.112】2007.04.24
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2009年に「裁判員制度」が始まりますが、みなさんの会社では社員が裁判
員に選ばれた時の対応を考えているでしょうか? 先日、最高裁の調査で
「仕事への影響を心配」する人が、3割以上に上るという結果が出ました。
外部との取引や関わりがある場合、担当者がいないと仕事が進まない状況
も想定されます。ビジネスの現場では、スピードが求められる場面も多く、
不安を感じる人も少なくないのでしょう。制度開始までに職場の環境整備
や仕事のフローなど、しっかり見直していく必要がありそうです。
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◆◆目次◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【1】 ケース・スタディ/「企業・人材・紹介会社の『転職』三角関係」
────────────────────────────────
【2】 続々更新! 最新人材業界ニュース
────────────────────────────────
【3】 ~連載コラム~
元人事研修部長が語る!「人事のこころ」<第4回>
────────────────────────────────
【4】 困った時の匿名相談掲示板:「有給休暇の取得推進策について」
────────────────────────────────
【5】 直近のお役立ちセミナー
────────────────────────────────
【6】 今週注目の「専門家」はこの人!
────────────────────────────────
【7】 編集部おすすめのサービスはここ!!
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【1】ケース・スタディ/ 人材紹介・キャリアコンサルタント
第24回『 企業・人材・紹介会社の「転職」三角関係 』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 企業と個人の間をとりもつ「キャリアコンサルタント」が、両者の思惑
やすれ違いによる「ミスマッチ」をケース・スタディで紹介します。
【 今回、ご紹介するのはこの2ケース 】
(1)異なる業界の風土にとまどう人材
………………………………………………………………………………………
異業界への転職。営業や技術の場合、その業界独特の商品を扱うことが多
く、業界をまたぐにはそれなりの覚悟や勉強が欠かせない。しかし、経理
や人事、総務といった管理部門の場合は、特に業界にしばられない業務も
多いため、あまり業界を気にせずに、転職先を探す人も多い。しかし、実
際には、独特の風土や慣習などに大きな違いがあるようだ。
(2)さまざまな選考プロセスを試す企業
………………………………………………………………………………………
通常、中途採用では面接を2~3回行う企業が一般的。しかし、競合が多
い技術系の職種の場合、ゆっくり選考をしていては同業他社に先を越され
てしまう…ということも少なくない。そこで、面接回数を減らし、1回だ
けの面接で合否を決定する企業も出てきた。スピードアップは候補者にと
ってもありがたいことだろうが、同時に得られる情報量が少なくなってし
まうという実情もある。
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【2】続々更新! 最新人材業界ニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 採用、育成、人事制度、労務・福利厚生まで業界のあらゆるニュースを
網羅。最新動向を知りたい方は、ぜひチェックを!
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日本における61%の企業が、人材不足を感じている
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「ミニッツチャージ」配信を開始
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閲覧は、こちらから-> http://jinjibu.jp/GuestNewsTop.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】~連載コラム~
元人事研修部長が語る!「人事のこころ」<第4回>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大手企業の元人事研修部長が、38年間の人事実務キャリアと「管理職」の
立場から得た経験をもとに、人事部門への思いを語ります。
◆ 【「新入社員研修」の企画のあり方を考える 】
--------------------------------------------------------------------
入社式からまもなく1ヵ月、多くの企業では新入社員研修が終了する頃だ
と思います。
一般的に新入社員研修は、業種によってカリキュラムに多少の違いはあり
ますが、役員や幹部の話、会社概要や組織、就業規則や諸規定の説明、仕
事への姿勢やビジネスマナーなどをセッションの中心に置き、各企業が独
自にプログラムを工夫しています。
階層別教育の一環として、入社時に上記セッションを行なうことは当然必
要ですが、私は、新入社員研修の重要な目的は他にもあると考えています。
入社するまで、学生時代の習慣で就寝時間は夜中の0時過ぎ、起床はお昼
近い時間という、夜型生活を送っていた新入社員は多いでしょう。しかし、
入社と同時に長年のマイペースな生活リズムから一転。6時起床で朝食を
とり、12時になったら職場の仲間と昼食、午後はキッチリ5時間の拘束勤
務という、ある程度決まった型に心身を馴染ませる必要があります。
新入社員研修には、夜型生活からサラリーマン生活(朝型生活)へ切り替え
を行い、スムーズに会社生活に慣れるよう導くカリキュラムも必要です。
人事担当者は、新入社員研修を企画する際「社会人のマナーやルールを教
えなければ」や、「自社の経営方針や製品・商品知識、仕事の概要も説明
したい」など、業務関連に焦点を当てる傾向にあります。また、経営トッ
プに対して「新入社員研修をこんなに真剣に行っている」とアピールした
い気持ちも一部にはあるでしょう。
私も皆さんも同様だと思いますが、入社時に人事担当者が説明した就業規
則や給与規程、幹部の話は研修後、時間が経つうちに忘れてしまいます。
覚えているのは職場の仲間との食事や、同期生とのエピソードぐらいでは
ないでしょうか。
自分の価値観で過ごせた学生時代の生活環境とは違って、社会に出て組織
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れれば良いことです。大切なのは新入社員が研修をとおして改めて自己を
認識すること、行動に変化を起こさせるヒントを得て、実際の動きにつな
げることです。
これまでの実務経験から私は、新入社員研修は業務の知識を教える場では
なく、『配属後の職場生活を疑似体験させる場』であると考えています。
仕事関連の知識や職場マナーは配属後、先輩社員が計画的なOJTを行い、
コミュニケーションを確立させていけばよいのです。私は最近の研修を自
社の始業・就業時間に合わせ、時間外セッションは一切設けないようにし
ています。生活習慣の切り替えにふさわしいプログラムこそ、新入社員研
修には必要だと思っています。
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【4】困った時の匿名相談掲示板 (※詳細は会員専用コンテンツ)
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┌─┐
│Q│ 有給休暇の取得推進策について
└─┴───────────────────────────────┘
当社では、社員の有給取得日数が他社より低く、取得の推進策を検討中で
す。現在、永年勤続と合わせた休暇取得制度の新設を考えています。有給
休暇の取得が思わしくない社員には、勤続年数に応じた数日の特別休暇付
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有給休暇の取得推進は、社員の労働環境改善や健康管理の面から、積極的
に取り組んでいる会社が少なくありません。しかし、取得に対する経営層
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的なことだけでなく、社員が働きやすい環境を作ることもあわせて考えて
いく必要があるのではないでしょうか。今回の質問に対して、2人の専門
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開催者:株式会社沖ヒューマンネットワーク(東京都/千代田区開催)
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■ 05/11 15:00 『【無料セミナー】悩める管理職必聴!
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開催者:株式会社ユニゾン(東京都/千代田区開催)
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■ 05/14 15:00 『 法人様向けコーチング説明会 』
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