#18:『会社のため』から『自分のため』のキャリアへ
今、組織に求められているのは、管理や統制ではなく、一人ひとりの「エンゲージメント」を高めていき、自律的に動ける人材を育成していくことです。部下の主体性を引き出し、上長自らも部下と共に成長するためには何が必要なのか?
本コラムでは、そんな上長たちに送る、エンゲージメント向上のためのヒントをお届けします。
なお、本コラムのベースは、アジャイルHR代表の松丘啓司(著者名)の著書『エンゲージメントを高める会社』です。また、アジャイルHRの公式ホームページでは、100日後に最高の上司になる!【心のノートにメモっておきたい部下のエンゲージメント向上のためのヒント】として、100個のフレーズを掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください。
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本日の心のノートにメモっておきたいフレーズはこちら!
キャリア自律の支援:『会社のためのキャリア』から『自分のためのキャリア』へ。個人の成長を心から応援する。
■ 「囲い込み」ではなく「自立の支援」が求められる時代
終身雇用の前提が変化し、働き方が多様化する現代において、特定の組織に依存するのではなく、自らの意志でキャリアを形成していく「キャリア自律」の重要性が高まっています。
「会社の指示に従って働く」のではなく、「自身の市場価値を高め、キャリアを切り拓くために働く」という当事者意識を持つことは、個人にとっても組織にとっても大きな意味を持ちます。なぜなら、主体的に自分のキャリアに向き合う人材は、新しいことへ挑戦し、高い成果を生み出すことができるからです。
同じくして、上司に求められる役割も、優秀な部下を自部署や組織に「囲い込む」ことではなく、一人のプロフェッショナルとしての自立を支援し、成長を後押しすることへとシフトしています。
■ キャリア自律を促す3つのアプローチ
部下が自身のキャリアと前向きに向き合い、日々の業務を通じて成長を実感できるようにするために、上司としては何ができるでしょうか?本日は意識しておきたいポイントを3つご紹介します。
1. 「なりたい姿」や「関心」に耳を傾ける
1on1などの対話を通じて、部下が将来どのような経験を積みたいのか、中長期的にどのような姿を目指しているのかに耳を傾け、理解をしましょう。単に現在の業務適性を見るだけでなく、本人のキャリアに対する意思や価値観を理解することが出発点となります。
2. 業務を通じて「経験の幅(スキル)」を広げる手助けをする
単に組織として必要な役割をこなさせるだけでなく、新しいスキルや実績が得られるような「経験の場」を意図的に設定します。担当領域を広げたり、プロジェクトの役割を変えたり等、本人の実績やスキルの引き出しが増えていく機会を提供します。
3. 「個人のキャリア」と「組織の目的」の重なりを見つける
部下の目指すキャリアと、チームが求める成果の双方が一致する「重なり合う領域」を一緒に模索します。「このプロジェクトに取り組むことが、チームへの貢献と同時に、自分の目指すキャリアにも繋がる」と感じることができると、業務に対する当事者意識が強まり、より高いパフォーマンスを出せる様になります。
「この職場で働くことが、自らのキャリアや成長にとって大きなプラスになる」──部下がそう確信できたとき、自分の仕事や組織に対するエンゲージメントは自然と高まります。
個人を組織に縛り付けるのではなく、個人の自立的な成長を応援し、その成長をチームの力に変えていく。そんな「キャリア自律を支える視点」を、ぜひ日々のコミュニケーションに取り入れてみてください。
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このコラムを書いたプロフェッショナル
井上弘絵
株式会社アジャイルHR マネジャー
支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。
井上弘絵
株式会社アジャイルHR マネジャー
支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。
支援が完了しても、お客様が自走できるように、「伴走型支援」を心がけています。対話を通じて、お客様の「軸」や「大切にしたいこと」を理解し、目指したい姿を共に実現します。
| 得意分野 | 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、チームビルディング、コミュニケーション |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 所在地 | 港区 |
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