フジスタッフ、育児中の女性を対象に 「ワーキングマザーアンケート」実施
総合人材サービスのフジスタッフ(東京都千代田区、増山律子・代表取締役社長)では、育児中女性の社会復帰支援事業「ff-woman プロジェクト」を展開しており、その活動の一環として弊社で就業中のお子様(末子が小学生まで)をお持ちの女性スタッフを対象に仕事と育児の両立に関する「ワーキングマザーアンケート」を実施致しました。 【 調査概要 】 ■ 調査方法: 郵送 ■ 調査対象: 当社より就業中のお子様(末子が小学生まで)をお持ちの女性スタッフ490名 ■ 調査期間: 平成19年9月 ◇ アンケート結果はこちら 【 育児サポーターは両親 約7割 】 仕事と育児を両立するにあたり育児をサポートしてくれる人がいると回答した393人に対し、誰が育児サポートしてくれるか(複数回答可)を質問したところ「実家の両親」が最多の54.5%、続いて「夫」51.7%、「配偶者の両親」23.2%となりました。「実家」または「配偶者」の両親に子育てをサポートしてもらっていると回答した人は全体の67.9%を占め、育児中女性が仕事と育児を両立させるためには両親の協力が非常に大きいことが伺えます。 【 夫は育児に協力的 】 仕事に復帰前と復帰後の家事・育児の分担割合(自分:夫)を質問したところ、復帰前は「9:1」が33.7%と最も多く、復帰後は一番多い「7:3」の19.8%に続き「8:2」が19.6%と分担割合に変化がみられました。仕事に復帰するにあたり、「ご主人と家事・育児を分担するようになった」と回答した268人に分担内容を質問したところ家事では41.0%の「食事の後片付け」が、育児では60.1%の「一緒に遊ぶ」がそれぞれ最も多くなりました。特にも育児では「お風呂に入れる」、「保育園の送迎」などをご主人が分担しているとの回答も多く、仕事・家事・育児をこなす女性を男性が育児面でサポートする姿が伺えます。 【 今後の課題 】 ワーキングマザーにとって育児サポーターの7割が両親という結果は、育児中女性が仕事をすることに理解を示し、仕事と育児の両立のため家族が協力している結果である一方、協力してくれる両親が近くにいない女性にとっては仕事と育児の両立はまだまだ難しい問題であることも意味しています。核家族の多い首都圏ではファミリーサポートや保育ママといった自治体サービスや託児施設やベビーシッターといった民間サービスの拡充が望まれます。 ◆ ff-woman プロジェクト ff-woman は、育児中女性の悩みや不安を解消し、社会復帰の支援をしていくプロジェクトとしてスタート。業界初の「託児サービス付き登録会」の他、認可外保育料補助金制度、提携託児サービス、ベビーシッター割引制度など、さまざまなサポートを行っており、当社の育児中派遣スタッフ数は、2007年9月末時点で3,200人となっております。今年度は、短時間派遣でスキルと経験を持った主婦スタッフを活用する「キャリアパート」事業を開始いたしました。優秀なスキルをもち、専門分野での経験を持った育児中女性を有効活用するために、人材不足、残業過多、従業員の定着率低下などの問題を抱えている企業に対し、育児と仕事を両立できる主婦の短時間派遣を提案しております。 http://www.ff-woman.com/ (フジスタッフ http://www.fujistaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月22日) |