メイテック、“エンジニアの人材流動化の現状”をリサーチ
正社員エンジニアの派遣サービスを全国で展開するメイテック(東京都港区、西本甲介・代表取締役社長)は、各製造業の技術部門担当者約300人を対象に、「エンジニアの人材流動化の現状と、外部人材(派遣エンジニア)の活用」に関する実態調査をおこないました。
わが国経済を牽引してきた終身雇用・年功序列等の典型的雇用システムがバブル崩壊以降、企業はリストラや事業再編等の抜本的改革を進めてきました。こうした流れのなか、正社員が主流であった企業経営も派遣社員・契約社員・パート・業務委託など、様々な契約形態の仕組みを採用し、個人の意識・志向の変化も進む中で、個人が企業と対等な立場で自由に雇用形態を選択できる流動化システムへ移行し始めております。
メイテックでは、今回エンジニアにスポットをあてて、人材流動化時代での各製造業の人事戦略について、2007年5月に実態調査をおこないました。
今回の調査によると、各製造業では「エンジニアの人材流動化が進んでいる」と感じる人は半数以上で、特に低年齢層に集中している傾向にあります。人材流動化への対応策としては、即戦力を期待できる派遣エンジニアの活用や中途採用者の増員を行うという意見が多く見受けられました。また、現在派遣エンジニアを活用しているという製造業は約7割以上で、今後派遣エンジニアが活躍する最も重要な業務フェーズとして、各製造業では「設計・開発部門」での活躍に期待していることが見受けられました。
製造業各社では、すでにエンジニアの人材流動化に対し柔軟な雇用対策に着手しており、その中でも派遣エンジニアを活用することは、大変重要な位置づけであるといえます。
これからもメイテックでは、エンジニア派遣業界をリードする企業として、製造業の皆様やエンジニアに関する調査データを定期的に提供し、皆さまのご参考になりますよう努めてまいります。
※ 関連URL: http://www.meitec.co.jp/members/report/ser2007_03.htm
(メイテック http://www.meitec.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・7月4日)