若手社員が辞めない組織づくり
人材不足は、どの企業でも頭を悩ませる問題ですね。
加えて、若手社員の早期離職が
人材不足に追い打ちをかけています。
原因はいくつかあるのですが
まずは、個の目標とサポートについてです。
様々な企業での研修を担当していて
感じるのですが・・・
とにかく、上司と若手の価値観や経験が
大きく異なっています。
最も、顕著なのは
「組織のために個が貢献」を第一優先とする
環境や意識の中で育ってきた世代であり、
これが当たり前と感じている上司と
「個の意識」が高く
「ここで何を得られるのか」を第一優先で考える若手世代。
そこに大きなずれが生じています。
これは、価値観なので
どちらが良い・悪いはないと思います。
「そういう価値観の人はうちには合いません」という会社もありだと思います。
でも、実際問題、人がいなければ、仕事はまわりません。
若手の離職を防止するためには
その価値観を理解する必要があります。
「個」として、
組織で、何が得られるのか
それを明確にできる組織やマネジメントでなければ
離職は続くのではないでしょうか。
「個」が成長することで
その集合体の組織が成長するというのが
今の時代の組織力を強くすることだと思います。
そのためにも、
「やっていれば何かが見えてくる」
といった漠然とした動機で
”やみくもに頑張る”を良しとする
世代ではないので・・・
何かを見えるようにせねばなりません!
そのためには、上司と部下の対話が必要なんです。
将来、その組織の中でなりたい自分を
若手が見つけていけるように上司がサポートする。
そのような関わりを考える必要があります。
実際、上司がしっかり関わり、個の成長をサポートすることで
離職率は下がるというデータもあります。
「大切だと思うけど、時間がない」
と先送りにしていると人材不足はさらに加速化していきます。
でも、上司も人間・・・今の業務で手いっぱいの中、
無理をしていると、それはそれで問題も起こります。
組織全体で、対話のしくみを考えていくことは
最重要課題といえるでしょう。
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人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
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