トレンド
スーパー人材に頼るのではなく、融合による新たな人事戦略を
「2025年の崖」を回避するDX推進の道筋とは
日々進化を続けるテクノロジーを、いかに経営に反映していくか。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が課題となる中で、複雑化・ブラックボックス化したレガシーシステムの維持のために、貴重な人材や予算を振り向けざるを得ない企業が多いのも事実です。こうした現状を踏まえ、経済産業省は2018年に有識者...
データドリブンの組織は15年後に2倍の規模に成長しうる――統計の素養がある人材を見つける意外な方法とは
最近では、人事の分野においてもさまざまなデータの分析・活用が意思決定の精度を向上させると期待されています。今すぐにでもデータドリブンな組織を作りたい、と考えている企業も少なくないでしょう。しかし、実際に何から手をつければいいのかわからない、社内に統計学やデータ分析の知識・技術のある人材がいない、とい...
HRテクノロジーを「採用」や「業務効率化」で活用している企業が昨年から倍増
採用におけるHRテクノロジー活用の割合は、「活用している・成果あり」(23.2%)、「活用している・成果なし」(9.1%)を合わせて32.3%という結果となった。昨年は15.1%だったので、この1年間で約2倍に増加したことになる。また、業務効率化における活用は4社に1社が実績ありと回答し、昨年と比べ...
元気な職場づくりのヒントはデータが教えてくれる
フジクラが進めるデータドリブンな健康経営とは
健康経営施策の企画と効果検証に悩む担当者は少なくありません。そんな中、徹底したデータ収集と分析のもと、さまざまな取り組みにチャレンジしているフジクラ。同社の健康経営のキーパーソンである浅野健一郎さんにお話をうかがいました。
老舗旅館「陣屋」の危機を救った女将とテクノロジー
――社内SNSを通じたディスカッションと情報の見える化
週休3日制を導入するなど、従来の旅館業の常識を覆す新たな働き方を実現して注目を集める、鶴巻温泉の老舗旅館「陣屋」。しかし2009年には、バブル崩壊後の客足減少から回復できず10億円もの負債を抱え倒産の危機に追い込まれていたといいます。この苦境から脱出するために進められたのが、独自開発したシステム「陣...
プロファイリングを過信せず、「個」に着目
人とテクノロジーの“ケンタウルス型”運用で
人材の可能性を広げる
近年急速に発達する、HRテクノロジーや人事データ分析。活用を進める企業も増えています。憲法学者で「プライバシー権」に詳しい、慶應義塾大学法科大学院教授の山本龍彦先生は、ビッグデータ解析の価値や効用を認める一方で、「テクノロジーの光の部分だけでなく、影の部分も知っておく必要がある」と警告します。企業は...
「アナリストではなくマーケター」――サイバーエージェント「人材科学センター」が進める人事のデータ分析・活用とは
グループ全体で1万人規模へと成長したサイバーエージェントでは、人材の「適材適所」をより高度なレベルで実現するために、2013年からHRテクノロジーを活用する取り組みをスタートさせています。その中心となっているのが本社人事部内の組織である「人材科学センター」。独自の全社アンケートシステム「GEPPO」...