トレンド
「組織のありたい姿」の追求がDXにつながる
フジワラテクノアート、改革を支える“優しさ”
創業から90年を超えるフジワラテクノアート。2023年には経済産業省の「DXセレクション」に選定されるなど、DXの取り組みに注力しています。ただ、麹を製造する分野で高い国内市場シェアを誇るだけに、当初はDXを始めとする変革の必要性を感じていない社員も多かったと言います。紙とエクセル、「あうんの呼吸」...
「自動化バイアス」や不透明性、能力の限界……
採用・評価でのAI活用は慎重であるべき
業務効率化のためにAIを活用することは、珍しいことではなくなりました。人事領域でも、給与計算などの定型業務を中心に導入が拡大。採用の過程でAIを活用する企業も徐々に増えていますが、中央大学 国際情報学部 教授・学部長の平野晋さんは、採用や評価といった人事領域での使用は慎重になるべきと訴えます。さまざ...
中堅・中小企業こそDX推進のチャンス
経営層と現場の近さが強みになる
企業規模にかかわらず、DXの推進が重要であることは言うまでもありません。しかし、中堅・中小企業では、IT人材の不足などを理由になかなか進んでいないのが現状です。デジタルイノベーションデザインを専門とし、経営者向けのDXセミナーも行っている北陸先端科学技術大学院大学 教授の内平直志さんは「中堅・中小企...
「生成AI」で組織風土さえも変革できる――人事は「人間中心」に「専門領域」を磨く取り組みを
人が人と向き合うことで成り立ってきた人事の世界に、生成AIはどのような変革をもたらすのでしょうか。『生成AIで世界はこう変わる』を著した今井翔太さんは「現在の生成AIは“人間の常識”を持ち合わせており、従業員や採用候補者の可能性を広げる目的でも活用できる」と語ります。生成AIの現在地と、人事領域での...
データドリブンな企業文化を醸成し、社内外に発信
塩野義製薬が取り組む「データサイエンス人材」の育成戦略
あらゆる業種でデータの解析・活用を通じた業務変革が必須となりつつありますga、データサイエンス人材の採用・育成に悩む企業は少なくありません。そこで参考にしたいのが、塩野義製薬の取り組みです。同社は2021年にデータサイエンス部を立ち上げ、組織全体のデータ活用ビジョンを策定。プロフェッショナル人材を育...
「人財を大切にするコアバリュー」のもと、人的資本経営を効果的に進める
アフラック生命保険流 アジャイル型の人事データ整備・活用
人的資本の情報開示が一部義務化されました。求められているのは、情報の開示ではなく、人的資本経営そのものを推進するためのデータ整備・活用ですが、どのように体制を整えればよいのでしょうか。ISO 30414を取得したアフラック生命保険にポイントをうかがいました。
いま人事パーソンに求められる「データアナリティクス」
何を学び、どのように取り組んでいけばいいのか
情報化が進み、さまざまな分野でデータ活用が一般的になりつつあります。人事領域においても同様で、データアナリティクス導入が注目を集めています。データの集め方や分析の仕方などの手法に目が行きがちですが、立教大学 教授の山口和範さんは「人事パーソンに必要なのは、“サイエンス”ではなく“アート”としてのデー...
ピープルアナリティクスの先駆者に聞く
人事こそ「データ分析スキル」を身に着けるべき理由
従業員の満足度や生産性向上などを目的に、人事に関するさまざまなデータを収集・分析する「ピープルアナリティクス」。戦略的に人事施策を実行するため、経験や勘を重視した人事から脱しようと、ピープルアナリティクスの注目度は年々高まっています。一方で、複数の部署に分散するデータをどのように収集するのか、膨大な...