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[ 連載 : AIが切り拓くHRの未来 / 第1回 ] 第2回 / 第3回 / 第4回 / 第5回 / 第6回

人事3.0 - 人事の進化なくして第四次産業革命なし -

株式会社リクルートホールディングス 石山 洸さん
石山 洸さん(イシヤマ コウ)
株式会社リクルートホールディングス Recruit Institute of Technology 推進室 室長

リクルートのAI研究所 Recruit Institute of Technology 推進室 室長。大学院在学中に修士2年間で18本の論文を書き、アラン・ケイの前でプレゼン。博士課程を飛び越して大学から助教のポジションをオファーされるも、リクルートに入社。雑誌・フリーペーパーから、デジタルメディアへのパラダイムシフトを牽引。リクルートとエンジェル投資家から支援を受け、資本金500万円で会社設立。同社を成長させ、3年間でバイアウト。その後、メディアテクノロジーラボの責任者を経て現職。

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HR Techは第四次産業革命の1番バッター

日本においても第四次産業革命による経済成長の目標が、政府主導で明確に設定された。2020年をターゲットに現在500兆円弱のGDPを600兆円に引き上げるために、AIを中心に第四次産業革命で30兆円を押し上げるという目標だ。

AIによって創出される付加価値の30兆円は、全体GDP600兆円のうちの5%に相当するため、平均すると2020年には各企業でも5%の付加価値がAIによって創出される必要がある。この第四次産業革命を実現するために、人事はどのような進化を遂げる必要があるだろうか?

第四次産業革命における付加価値創出(2020年の目標GDPに占める割合)

第四次産業革命における付加価値創出
(2020年の目標GDPに占める割合)

第四次産業革命を実現するために必要な人事の進化は、次の3段階に分けられる。

第四次産業革命を実現するために必要な人事の進化

このフレームワークは、人事が人事の業務に先行してAI導入による成功事例を創出すれば、そこでたまったノウハウをもとに他組織のAI導入を支援できるという考え方によるものである。「人を採用する」なら当然、「AIも採用する」のが人事である。そう、HR Techは第四次産業革命を牽引する組織の1番バッターでなくてはならない。


2017/01/17基礎石山洸第四次産業革命リクルートホールディングス

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