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WEB面接に特化した採用管理システム
「インタビューメーカー」
採用効率の劇的な向上を実現

株式会社ブルーエージェンシー 代表取締役

前田裕人さん

ブルーエージェンシー採用実践

株式会社ブルーエージェンシー 代表取締役 前田裕人さん

スマホやタブレットがあれば、いつでもどこでも面接が行える「WEB面接」が話題になっています。そのWEB面接に特化した採用管理システム「インタビューメーカー」を開発・販売しているのが、株式会社ブルーエージェンシーです。2015年5月に設立されたばかりの新進企業ながら、採用効率を大幅にアップできる点が評価され、これまでに1000社以上もの企業に同サービスが導入されるなど、まさに「WEB面接」のトップ・ソリューション・カンパニーといえます。どのような課題認識のもとに「インタビューメーカー」が開発されたのか、どういった特長やメリットがあるのか、今後どんなビジネス展開を目指しているのかについて、同社代表取締役の前田裕人さんにうかがいました。

採用現場のニーズを反映し、
スピーディーに改善・改良を図る

近年の「人・組織」の課題をどのように捉えていますか。

これまでは、企業が求職者を選んできました。でも今は、違います。企業は求職者に選んでもらう立場になりました。当然ながら、採用の手法・手段も変えていかなければなりませんが、私たちが着目しているのは人集めの次の工程です。具体的には、求職者の方から応募があった後に、どれだけ面接に来てもらいやすい環境を作れるかが大切だと考えています。果たして、旧態依然のままで良いのでしょうか。もっと企業や求職者にとって便利な方法があるのではないかと考え、WEB・スマホ面接をご提案しています。

そのような課題認識を踏まえ、「インタビューメーカー」を開発されたのですね。

「インタビューメーカー」は、私たちが持っているWEB通信の仕組みを生かして何か新しいことができないか、という発想からスタートしました。採用活動において、オンラインを使用した面接の需要があるのではと気付いて、開発に着手することを決定。「ニーズは現場にある」が私たちのスタンスなので、まずは2016年5月にリリースしたβ版を企業に無料で使っていただき、皆さまから寄せられた意見や感想を反映する形で改善・改良を行ってきました。実際に、想像していた以上に「こんな機能が欲しい」という要望が数多く寄せられました。例えば、「ステータス管理ができるようにしてほしい」「同じ求職者が複数のポジションに応募してきた場合に、重複がわかるようにできないか」など。そうした声に真摯に耳を傾け、2016年10月にリニューアル版をリリースしました。強化したポイントは二つ。一つは、機能面です。もう一つはUI(ユーザー・インターフェース)でした。誰にとっても使いやすいシステムにしたかったからです。

かなりのスピードですね。

その後も、新しい機能を随時追加していきました。無数にリリースしたといっても良いくらいです。スピードは、ベンチャー企業にとって最も大切なものですからね。実は、2018年1月にも再度UIに関する大規模なリニューアルを行いました。特に注力したのは、担当者がこのシステムを立ち上げてすぐに、直感的に何をすれば良いのかがわかる仕組みにしたことです。具体的には、面接のスケジュール一覧や面接1時間前からのカウントダウンを表示したり、求職者それぞれの選考進捗が時系列でわかるようにしたりしました。

WEB面接と動画選考で
採用におけるあらゆる課題を解決したい

「 インタビューメーカー」の特長を教えてください。

「インタビューメーカー」は、WEB面接に特化したクラウド型の採用管理システムです。採用に関するあらゆる課題を解決することをコンセプトにしています。その最大の特長はWEB面接と動画選考です。

まず、WEB面接の機能としては、対面と同じクオリティーで面接ができます。また、履歴書やエントリーシートの閲覧、面接評価シートの記入はもちろん、WEB上での資料共有や最大で10人ものグループ面接が可能です。録画機能もあるので、その内容を共有することによってミスマッチを防げますし、これまでブラックボックス化されていた面接の現場をオープンにすることで面接の改善や採用基準の統一が実現できます。

一方、動画選考は企業側があらかじめ用意した質問動画に対して、応募者が自らの回答を動画としてアップロードできる機能です。一言で言えば応募者は24時間365日選考に参加できます。多くの企業ではエントリーシートの動画版といったイメージで使われていますね。面接の代わりとして選考に要する工数を少なくすることもできます。

「インタビューメーカー」のイメージ

「インタビューメーカー」のイメージ

「 インタビューメーカー」の導入メリットを教えてください。

メリットは、面接の数が増える、質が上がる、工数が減るの三点に集約されます。なぜ数が増えるかというと、今まで応募したくても応募できなかった人、面接を受けたくても受けられなかった人たちを取り込めるからです。また、採用基準を統一できることで取りこぼしがなくなり、人材の質も向上します。そして、もう一点は移動や面接会場の手配、面接日程の調整といった工程を削減することができます。工程が減ることで選考スピードのアップが可能になります。これによって、今まで他社に流れていた人材や離脱していた人材も囲い込めます。面接実施率は50~60%が相場ですが、それを80%以上にまで高めた例もあるほどです。

「 インタビューメーカー」に対する評価はいかがですか。

2年前にβ版をリリースしたときには、「WEB面接とは何か」から説明したのですが、今は「WEB面接という手段もある」と多くの企業から認められています。実際にWEB面接を検討される企業は圧倒的に多くなりました。当社への引き合い、お問い合わせもかなり増えました。導入企業数は今や1000社を突破しています。

株式会社ブルーエージェンシー 代表取締役 前田裕人さん

今後の取り組みや目標・展望を教えてください。

「インタビューメーカー」をグローバルのスタンダードにしたいと思っています。スタンダードとは、企業にとってWEB面接を当たり前にすることです。そうすると企業は採用力が高まるので成長するチャンスが高まります。一方、求職者は働きたい場所で自由に働けるチャンスが得られます。グローバルとは、国境の垣根なく使ってもらうことです。既にシンガポールでの取り組みがスタートしています。さらに、英語版のリリースも控えているので、今後はアジアを中心に欧米など全世界で展開していきたいと考えています。AIにもいずれは取り組み、マッチングの精度を上げたいですね。

最後に人事の方にメッセージをお願いします。

WEBが当たり前に、WEB面接がないと選ばれない時代がやってきています。事実、求職者はさまざまな企業を比較検討しています。そのなかで選ばれるのはWEB面接がある企業です。そうした危機感を持っていただきたいですね。「今スタートしないで、大丈夫なのですか」と問いかけたいというのが正直な気持ちです。

企業概要
株式会社スタジアム(2019年5月1日より社名変更しております)

本社所在地:東京都港区赤坂3-4-3 赤坂マカベビル6F
問合せ先:tel.050-1746-1810

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