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HRtech基礎講座 第1回 「人事がおさえておくべきAI」

ビッグデータ、機械学習、ディープラーニングにより第三次ブームが到来

オフィスのIT化により膨大なものとなった実務データや、センサー技術の向上やインターネット上のやりとりを通じて加速度的に増えてゆくデータ。そして、それらのデータを元に人工知能のプログラム自身が学習していく「機械学習(Machine Learning)」。さらに進化し、画像・音声・言語認識などにおいて「プログラムがデータの特徴をも自ら抽出・定義し学習」していくという画期的な深層学習(Deep Learning)技術の発達により、AIには第三次ブームが訪れている。そして、2045年には人間の知能を凌駕する人工知能が登場する技術的特異点(シンギュラリティ)が到来し、以降はAIが生産活動を行うことで、これが人類にとって最後の発明になるという見方まである。

これらの技術の発達により、人間がシステムに入力していないものも含めた「大量のデータ」を元に、AIが素早く「認識、理解、分析、意味づけ、最適化、予測、推論」し、人事関連領域においても問題解決に大きく貢献する可能性が高まっている。そこで、第2回では、AIが実際に産業分野でどのように活用されているのか見てみたい。

 

株式会社アクティブ アンド カンパニー 代表取締役 大野 順也さん

監修:大野 順也(オオノ ジュンヤ)

株式会社アクティブ アンド カンパニー 代表取締役社長 兼 CEO
1974年生まれ。大学卒業後、株式会社パソナ(現パソナグループ)に入社。営業を経て、営業推進、営業企画部門を歴任し、同社の関連会社の立ち上げなども手掛ける。後に、トーマツ コンサルティング株式会社(現デロイト・トーマツコンサルティング株式会社)にて、組織・人事戦略コンサルティングに従事し、2006年1月に「株式会社アクティブ アンド カンパニー」を設立し、代表取締役に就任。現在に至る。 著書『タレントマネジメント概論』(ダイヤモンド社)

 


2016/10/20基礎人工知能(AI)

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