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採用業務の「見えない工数」実態調査2026

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【1,002名調査】応募者1名への対応時間は「約10分」と認識──日程調整だけで約14分

応募者対応全体をひとまとめに質問した場合と、工程ごとに質問した場合では回答に大きな差が見られました。その結果、採用担当者が日々の業務負担を十分に捉えきれていない可能性が示されました。

株式会社ゼクウ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:近藤 翔太)は、全国の企業の採用担当者・人事責任者1,002名を対象に、「採用業務の『見えない工数』実態調査2026 ― 主要工程別の作業時間」に関する調査を実施しました。

本調査では、応募者1名への対応にかかる記録・調整・連絡などの工程ごとの時間を調査し、採用担当者自身も把握しにくい「見えない工数」の実態を明らかにしました。

回答者の属性
各社で最も工数がかかる採用活動は、新卒が55.0%、中途(正社員)が38.0%、その他(契約社員・派遣社員など)が7.0%でした。

月間応募者数は「50名未満」が50.0%と半数を占めました。50〜299名は32.6%、300名以上は17.4%で、比較的大規模な採用を行う企業も含まれています。

調査結果①|応募者1名への対応時間をひとまとめに質問すると「約10分」と回答

応募者1名への対応時間をひとまとめに質問したところ、半数の担当者は約10分以内と回答しました。最も多かった回答は「5〜10分未満」(27.5%)でした。

一方、「1時間以上」と回答した担当者も約1割おり、企業によって負担に差があることがうかがえます。

調査結果②|応募者対応全体では約10分、日程調整を具体的に聞くと約14分

応募者1名への対応時間をひとまとめに質問した場合の中央値は約10分でした。一方、面談日程調整について、候補日の提示、面接官の空き確認、変更対応、確定連絡といった作業を具体的に示して質問した場合、中央値は約14分でした。

※中央値:回答者全体の真ん中に位置する回答を示す値です。平均値に比べ、一部の極端に長い・短い回答の影響を受けにくいため、本調査では中央値を使用しています。

いずれも同じ回答者に尋ねた結果です。同じ応募者対応でも、業務全体をひとまとめに振り返った場合と、個別の工程を具体的に振り返った場合では、回答に差が見られました。

この結果から、応募者対応全体をまとめて捉えるだけでは、日々の業務負担を十分に把握しにくい可能性がうかがえます。

調査結果③|時間がかかる工程の上位は「記録・調整・連絡」

工程別に見ると、中央値が最も長かったのは面談後の記録(21分)でした。

続いて、日程調整(14分)、連絡往復(13分)、合否・社内すり合わせ(12分)、採否連絡(10分)の順でした。一方、書類確認は4分でした。

時間が長かった工程の上位には、面談後の記録、日程調整、連絡往復など、選考判断の前後に発生する業務が並びました。

※工程は範囲が一部重なるため、単純に合算はできません。

調査結果④|選考が滞る主な原因は「社内の合否判断・条件調整」

選考が滞る原因として最も多く挙げられたのは、「社内の合否判断・条件調整」(40.2%)でした。

次いで、「日程調整」(37.3%)、「面接官・現場からの評価回収」(35.3%)、「応募者対応(連絡・フォロー)」(35.1%)でした。

選考が滞る要因として、社内の判断や調整に関する項目が上位に挙がりました。

また、業務量の増加によって応募者対応の質(スピード・丁寧さ)が低下することが「時々ある」以上と回答した担当者は、53.5%でした。

※選考が滞る原因は最大3つまでの選択のため、合計は100%を超えます。

まとめ|見えない工数は「測る・仕分ける・任せる」で減らせる

本調査では、応募者対応全体をひとまとめに質問した場合と、工程を具体的に分けて質問した場合で、回答に差が見られました。

業務全体をひとまとめに振り返るだけでは、日々の作業時間や負担を十分に把握しにくい可能性がうかがえます。本調査では、こうした担当者自身も把握しにくい業務負担を「見えない工数」と定義しています。

また、回答された時間が長かった工程の上位には、記録・調整・連絡など、選考判断の前後に発生する業務が並びました。選考が滞る要因としても、社内の判断や調整に関する項目が上位に挙がりました。

見えない工数を減らす第一歩は、感覚ではなく工程ごとに業務時間を把握することです。
そのうえで、自動化できる作業と、人が判断すべき作業を切り分けることで、採用担当者は本来時間をかけるべき候補者との対話や採用判断に、より多くの時間を使えるようになります。

 

【調査概要】
- 調査名:採用業務の「見えない工数」実態調査2026(主要工程別の作業時間)
- 調査期間:2026年3月3日(火)〜3月4日(水)
- 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
- 調査人数:1,002人
- 調査対象:全国の企業の採用担当者・人事責任者(正社員)
- 調査元:株式会社ゼクウ
- モニター提供元:サクリサ
※作業時間はレンジ(範囲)で回答を取得し、各回答区分を代表値に換算したうえで中央値を算出しています。本調査では中央値を主に用いています。数値はいずれも回答者の自己申告に基づきます。


◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ゼクウ /7月16日発表・同社プレスリリースより転載)

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