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採用管理システム(ATS)利用実態調査2026

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【1,008名調査】ATS導入率83.6%も「完全自動化」は22.8%、応募対応に手作業が残存

基本機能は普及。差がつくのは「どこまで自動化できるか」ー 完全自動化率はRPMが最高で46.4%。ATS利用者平均(26.1%)の約1.8倍に達します

株式会社ゼクウ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:近藤 翔太)は、新卒・中途採用を行う企業の人事・採用担当者、または採用責任者1,008名を対象に、「採用管理システム(ATS)利用実態調査2026 ― 主要ATSの満足度と選定基準の変化」に関する調査を実施しました。

労働人口の減少で採用競争が激化するなか、採用管理システム(ATS)の導入は多くの企業で進んでいます。一方で「一元管理を掲げながら手作業が残る」「夜間・休日の対応が追いつかない」といった声も少なくありません。

本調査では、ATSの利用実態、機能別の満足度、利用システム別の自動化率を明らかにし、現場に残るボトルネックを浮き彫りにしました。
 

【調査サマリー】

  • ATS導入率:83.6% / 採用業務のインフラとして広く定着
  • 応募〜面接予約の「完全自動化」:22.8% / 約8割の企業で手作業が残存
  • 夜間休日含む「初回面接案内」の完全自動化:34.5% / 初期対応・リマインドに改善の余地
  • 総合満足度は平均6.5(中央値7) / 製品間の差は小さく平準化
  • 利用ATS別の自動化率トップは46.4% / システム選定が業務効率を左右

調査結果➀|ATS導入率は83.6%、採用インフラとして定着

設問:現在、貴社では採用管理システム(ATS)を利用していますか?(n=1,008・単一回答)

採用管理システムを「利用している」と回答した企業は83.6%。大半の企業で専用システムの活用が一般化しています。一方、「利用していない(表計算ソフト・メール等で管理)」は15.1%、「わからない」は1.3%でした。

調査結果➁|応募〜面接予約の「完全自動化」は22.8%どまり

設問:応募受付〜面接予約確定までのプロセスのうち、どの程度が自動化されていますか?(n=1,008・単一回答)

応募受付から面接予約確定までのプロセスについて、「ほぼすべて自動化されている(手作業はほぼない)」と回答した企業は22.8%にとどまりました。

最も多かったのは「半分程度は自動化されている」54.3%、続いて「一部のみ自動化(手作業が多い)」19.0%、「ほとんど手作業/わからない」3.9%。約8割の企業で人の手を介するプロセスが残存しています。

調査結果③|初回面接案内(夜間・休日含む)の完全自動化は34.5%

設問:夜間・休日を含め、応募直後の初回面接案内(候補日提案)は自動化されていますか?(ATS利用者 n=843・単一回答/応募後の自動サンクスメールは除く)

夜間・休日を含む応募直後の初回面接案内(候補日提案)について、「自動対応できている」は34.5%。「一部のみ自動対応できている」が58.1%で最多、「自動対応はしていない・わからない」は7.4%でした。

完全な自動対応は約3割にとどまり、初期対応のタイムラグが課題として残ります。

調査結果④|ATS機能別の満足度:最高は「媒体連携」53.3%、課題は「追客」43.6%

設問:現在利用しているATSについて、項目ごとの満足度(ATS利用者 n=843/グラフは「満足している」の割合)

「満足している」割合が最も高かったのは「媒体連携の範囲・精度」53.3%。「コストとのバランス」49.4%、「応募後の自動化(初動スピード)」48.4%が続きました。

一方、最も低かったのは「未返信・未予約者への自動フォロー(リマインド/追客)」43.6%。応募者を面接へ引き上げる能動的なフォロー機能に、改善の余地が示されました。

調査結果⑤|利用ATS別の完全自動化率ランキング:1位はRPMで46.4%

集計方法:「Q:現在、最も利用しているATSは何ですか?」×「Q:応募受付〜面接予約確定までのプロセスのうち、どの程度が自動化されていますか?」のクロス集計。各サービスの利用者を母数に、「ほぼすべて自動化されている」と回答した割合を算出(本調査で、そのATSを使っていると答えた人が30名以上だった10サービスで比較)。

応募〜面接予約を「ほぼすべて自動化」できた企業の割合をATS別に算出したところ、最も高かったのは『RPM』で46.4%でした。

2位は31.4%、3位は27.8%。RPMはATS利用者の平均(26.1%)の約1.8倍にあたり、同じ業務でもATSによって完全自動化率に大きな差が出ます。システム選定が現場の手作業量を大きく左右することが分かりました。


まとめ|「導入するフェーズ」から「どこまで自動化できるか」のフェーズへ

本調査では、ATSが8割超の企業に導入され、インフラとして定着している一方、総合満足度は平均6.5で平準化し、「ほぼすべて自動化」できた企業は約2割にとどまりました。

情報の集約・管理という「守りの機能」はどのシステムでも満たせるようになった反面、初期対応や追客といった「攻めの自動化」に課題が残ります。

今後の採用では、「ATSを導入するか」から「どこまで属人的な業務を自動化し、使いこなせるか」へと、システムを見極める基準が移っています。

担当者が候補者の見極めなどコア業務に集中するためにも、プロセスの自動化と最適活用が、これからの採用成功の鍵を握ると考えられます。


【調査概要】
【調査名】 採用管理システム(ATS)利用実態調査2026(主要ATSの満足度と選定基準の変化)
【調査期間】2026年3月3日(火)~2026年3月5日(木)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,008人
【調査対象】新卒・中途採用の企業の人事・採用担当者、または採用責任者と回答したモニター
【調査元】株式会社ゼクウ
【モニター提供元】サクリサ
※本調査は月間応募50名以上の採用を行う企業を対象としています。

 

◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ゼクウ /7月6日発表・同社プレスリリースより転載)

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