企業の福利厚生向けオンラインカウンセリングサービスの提供を開始
顔出し・通院不要のオンラインカウンセリングサービス「Unlace(アンレース)」を開発・運営する株式会社Unlace(アンレース)(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前田康太、以下 Unlace)は、企業の福利厚生向けオンラインカウンセリングサービスの提供を開始しました。同サービスの開始に合わせ、全国の働く男女1075人を対象に、職場・仕事の悩みに関する調査を2021年9月13日~9月20日にて実施し、その結果を公開いたします。
【開発背景】 匿名オンラインカウンセリング、従量課金で企業向けにスタート
Unlaceに寄せられる相談内容の中でも仕事・キャリアに関する悩みは最も割合が高く、今回の調査では「約半数が日常的に職場や仕事に関する悩みを抱え、44%が直近3ヶ月で心理的な不調を感じている」という職場でのメンタルケアの必要性の高さが見受けられました。しかし調査対象者全体の約6割が誰かに悩みを相談すること自体に抵抗を感じていると判明し、カウンセリングルームや医療機関(精神科や心療内科)など専門機関を受診したことがない人が全体の約7割にも上ります。このような現状を踏まえ、悩みを抱えた時の選択肢として専門家によるメンタルケアを提供するべく、企業向けサービスの開発に至りました。
【調査結果サマリー】
・仕事や職場に関する悩みの頻度について、毎日悩む・数日おきに悩むと回答した人が約5割(54.6%)
・悩みを誰かに相談することについて約6割(58.5%)が“抵抗がある”、男性:60.4%、女性:39.6%で男性の方がやや多い傾向
・「職場に行きたくない」「不安があり寝れない」と感じる程、心理的な不調を感じた経験がある人が全体の72.8%
・仕事や職場での悩みやストレスの相談相手として「友人(31.6%)」「パートナー(30.1%)」「家族(28.7%)」と相談相手は社外の人が上位に
特に職場での人間関係についての悩みにおいて「精神的ストレスを感じる対応をされる(31.2%)」との回答が最も多く、日常的なマイクロアグレッション(日常的に発生し得る”無意識の行動や言葉に何気なく表れる差別や偏見)や代表性の欠如*などが関係していると推測されます。専門家によるメンタルヘルスケアにより、精神的な不調者を救うだけのサービスではなく、精神的な領域で不利な状況の人にとっても活躍できる環境や機会を提供する「ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion)*」の推進にも寄与することを目指しています。
*典型的と思われるものを判断の基準、答えとして転用すること
*ダイバーシティ&インクルージョン:個々の「違い」を受け入れ、生かしていく社会の実現
【基本サービス内容】
・相談者はメールアドレスの登録のみ、匿名で相談が可能
・無制限で相談可能なサブスクリプション型(月額22,000円(税込)、2週間トライアル: 8800円(税込))
・運営による選考を通過した心理資格保持のカウンセラーのみが所属(精神科医や公認心理師、臨床心理士等)
・カウンセラーとのコミュニケーショはチャット形式がメインでビデオ通話も可能
・カウンセラーは権威性のある資格保持者のみ
・事前予約不要で24時間365日、利用開始、カウンセラーへの連絡が可能*
・運営がカウンセラーを紹介するのではなく、利用者とカウンセラーのオンラインマッチングのため、登録から相談開始まで30分以内が8割
*カウンセラーはメッセージを受け取ってから、12時間以内を目安に返信。
*週に2日のカウンセラー定休日があります
【企業向けサービス特徴】
・固定費、管理コスト0
従業員が各自でクーポンを発行する仕組みのため、管理コストがかかりません。また従量課金のため固定費もかかりません。(利用上限額や企業負担額を設定可能)
・パワハラ防止法対応
2022年4月1日より中小企業についても義務化されるパワハラ防止法に対する措置としての外部の相談窓口としてご利用いただけます。
・相談者(社員)の情報は企業にも非開示
相談内容は企業の担当者に伝わることがなく、企業担当者は大まかな相談内容のカテゴリを月末のレポートで知ることができます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社Unlace / 10月26日発表・同社プレスリリースより転載)