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パーソルテンプスタッフ、アバターを活用した受付業務の実証実験を病院で開始 「全国どこにいても仕事ができる環境」の実用化を検証

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 総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田 孝雄、以下パーソルテンプスタッフ)は、株式会社 UsideU(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高岡 淳二、以下UsideU)と2019年11月5日(火)から、ヒトとAIが協働するアバター対話システム「コラボロイド」(※1)を活用した病院受付業務の実証実験を開始いたしました。

(※1)アバターサービス「コラボロイド」は株式会社UsideU(ユーサイドユー)が開発したシステムで、お互いのプライバシーを保護しながら販売・案内・接客・カウンセリングといった対話型のサービス提供を可能にし、遠隔でありながらも通常の対面コミュニケーションよりも効果の高い対話経験を実現するAIアバター対話システムです。

 

■背景1:人材不足を背景に、AI技術の活用や潜在労働力の掘り起こしが急務

2019年10月の有効求人倍率は1.57倍(※2)と、深刻な人材不足が続いています。加えて、少子高齢化に伴う労働人口の減少により、2030年には「644万人の人材不足」(※3)になると推計されており、女性やシニア、外国人材の活躍促進に加え、IT技術などを活用した新たなはたらき方の開発や生産性向上が求められています。中でも、AI技術の活用による取り組みや、通勤や長時間の就労が難しい潜在労働力の掘り起こしへの注目が高まっています。

(※2)厚生労働省「一般職業紹介状況(令和元年10月分)について」より
(※3)パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来設計2030」より


■背景2:複雑かつ高度な知識や経験値が必要な病院受付業務ではさらに人材不足は深刻

受付業務の中でも、病院受付対応業務は、専門用語や知識が求められるうえに、通常の診察に加え、検査や入院などを組み合わせた複雑な内容ですが、通常半日程度の研修を経て業務に就き、実地研修をしながら業務を覚えていかなければならい状況です。加えて「この先生ならこの検査をするだろう」「今の状況だと待ち時間が通常より長くなりそう」など、経験値によるノウハウが必要な場面も多く、また病気への感染リスクも高いため、人材不足は深刻な問題となっています。


■概要:アバター(コラボロイド)を導入し、病院受付で実証実験を開始
全国どこからでも遠隔で受付対応が可能に

そこで、パーソルテンプスタッフでは、日本大学松戸歯学部付属病院さま(千葉県松戸市)にご協力をいただき、アバタ―(コラボロイド)受付の実証実験を開始しました。対面応答ではないことによる院内感染のリスク軽減や、受付に担当者が常駐しなくても複数スタッフが遠隔から対応できるため、応対の待ち時間減少も期待し今回の実証実験に至りました。今回の実証実験から課題を抽出し、来年から本格的な実用化を目指します。

コラボロイドによって、アバターでプライバシーを守りながら遠隔操作で日本全国どこに住んでいても案内対応を可能にするため、家庭の事情(子育て・介護など)ではたらきに出られない方にもはたらく環境を提供できます。またAI技術を用いて接客データが蓄積されるので、接客技術の水準を向上させることも可能です。

パーソルテンプスタッフでは、「全国どこにいても仕事ができる環境」を提供し、新しい雇用を創出してまいります。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(パーソルテンプスタッフ株式会社 /12月13日発表・同社プレスリリースより転載)

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