RPAを中核にデジタルテクノロジーを活用し、次世代のワークスタイルを実現する「ACTIBRIDGE」を提供開始~お客様の業務課題を可視化、働き方を変革:富士通
富士通株式会社は、オフィスワーク領域から現場フロント領域にわたり、次世代のワークスタイルであるFuture of Workの実現に向け、オフィスや現場フロントの業務を変革するサービスを新たに「ACTIBRIDGE(アクティブリッジ)」(以下、「ACTIBRIDGE」)として体系化し、5月18日より提供を開始します。
「ACTIBRIDGE」は、デジタルコンサルティングによりお客様の業務課題を可視化し、検証を行いながら最適なテクノロジーやナレッジをインテグレーションすることで、オフィスや現場における作業の効率化や自動化、人の能力を超えた生産性や品質向上を実現し、働き方を大きく変革します。RPA(注1)をはじめ、AI、BRMS(注2)、BPMS(注3)、IoT、AR/MRなどの最先端技術を的確に組み合わせることで、これまでのRPAだけでは変革できなかった業務も含め、自動化やデジタル化を加速させます。
当社は、「ACTIBRIDGE」の提供を通じて、より高い生産性とビジネス価値を生み出す次世代の働き方の実現に貢献していきます。
Future of Work を実現するサービス
企業では、新たな働き方に向けた取り組みが検討されていますが、実際の業務の現場では、定型作業などで多くの時間が費やされています。 このような背景を受けて、当社は、時間や場所に捉われない柔軟な働き方に対応した環境を整備するソリューション群に加え、業務そのものを変革するサービスを体系化した「ACTIBRIDGE」を追加し、お客様のFuture of Workを強力に推進します。「ACTIBRIDGE」は、オフィスワークのみならず、様々な現場フロント業務を含めて、次世代の働き方を実現します。
「ACTIBRIDGE」の概要
「ACTIBRIDGE」は、お客様の業務課題を可視化し検証を行いながら先進技術を活用して業務課題を解決するデジタルコンサルティング、多様な最先端技術をラインナップしたデジタルテクノロジー、当社のノウハウや経験を提供するナレッジサービスを最適にインテグレーションし、お客様の業務を効果的かつ効率的に変革します。
1.検証から運用まで一気通貫でプロフェッショナルが支援
デジタル技術に精通し、お客様とともに変革に取り組む当社のデジタルイノベーターが、上流のコンサルティングからPoC(実証実験)・導入・構築・運用までをトータルに支援します。
これまでのフィールド・イノベーション活動で培った独自の手法で、お客様の現状の業務を可視化し、根本的な課題を深堀りすることで、ICT活用を超えた業務プロセス改革にまで踏み込んだ提案を行います。業務プロセス変革やICT適用の効果を評価するPoCを通じて、最適なテクノロジーやノウハウを提供し、高い生産性とビジネス価値を生み出すお客様の業務改革を実現します。
2.RPAなどの最先端技術を組み合わせ最適運用を実現
お客様の業務・運用を最適化するために、RPAツールは当社グループの「FUJITSU Software Interdevelop Axelute(インターデベロップ アクセリュート)」「FUJITSU Software EntreQue(エントリーク)」「FUJITSU Embedded System QualityPartner GENEST(ジェネスト)」をはじめ、グローバルで高い利用実績を誇る他社のRPAツールも活用します。RPA適用の際に課題となるRPAロボットのガバナンスや運用ルール、セキュリティ対策においては、当社独自のRPA標準運用テンプレートを活用し、適切に設計します。また、構築したRPAロボット自体の運用・管理・メンテナンスを当社が請負うBPOサービスも提供します。
なお、「ACTIBRIDGE」は、RPA以外にAI、BRMS、BPMS、IoT、AR/MRなどの最先端技術を豊富に用意し、それぞれを最適に組み合わせることで、RPAだけでは変革できなかった業務も含め、自動化やデジタル化を加速させます。
3.オフィスワークのみならず現場フロントワークにも展開することで業務の全体最適を実現
オフィスワークの自動化・効率化を、保守保全、製造、サービスなどの現場フロント業務にも応用・展開します。また、デジタル化により生み出される現場のリアルな情報やビッグデータの分析から、業務効率化や生産性向上のみならず、お客様のサービスや製品の品質向上、製造リスクの低減なども支援します。
販売価格、および提供時期
新体系:「ACTIBRIDGE」
サービス名/販売価格/提供時期
デジタルコンサルティングサービス/個別見積/2018年5月18日
BPOサービス/個別見積/2018年7月
トレーニングサービス/個別見積/2018年5月より順次拡充
販売目標
2020年度末までに売上40億円(当社の決算期は3月末日です)
今後の展開
現在進めているお客様との実践や共創事例、当社グループ内での実践例をベースに、人の判断や意思決定を支援する高度なナレッジワークの領域への適用を進め、あらゆる業種や業務への展開を順次図っていきます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
<注釈>
注1 RPA:
Robotic Process Automation。これまで人間が行っていた定型作業をソフトウェアロボットが代替することで、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取り組みを行うテクノロジー。
注2 BRMS:
Business Rule Management System。アプリケーションとは独立したリポジトリデータベースでビジネスルール(業務上の規則、条件、判断基準など)を定義・管理することで、アプリケーションには変更を加えることなく、複雑な業務判断を自動的に実行、管理することを可能にするシステム。
注3 BPMS:
Business Process Management System。複数の業務プロセスや業務システムを見直し、最適なプロセスに統合・制御・自動化しながら、継続的に改善・最適化するシステム。
<本件に関するお問い合わせ>
富士通コンタクトライン(総合窓口)
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受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(富士通株式会社 http://www.fujitsu.com/jp/ /5月18日発表・同社プレスリリースより転載)