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飲食店における労働時間の管理のベストは?

弊社は、飲食店を経営しています。今、検討事項として、従業員の労働時間の集計方法があります。先日こちらへも、15分未満切捨てや、制服に着替える時間は労働時間に含まれるのか、などの質問をさせていただきましたが、法律上ではこうしなければならないが、就業規則にこう表せばいい、というような、抜け道があるように思えてなりません。
飲食店における、ベストな労働時間の集計はどのようなものか今一度知りたいです。
今後のコンプライアンスのリスクを考えると、しっかりと法にのっとったものにしたいと思います。
その場合、労働時間は1分単位での把握、集計を行なう。制服に着替える前に打刻し、業務終了後に制服から着替え終わってから打刻、というのがベストだと思います。このような形をとっている企業は少ないのでしょうか?コストアップになるから少ないのでしょうか?
質問にまとまりがありませんが、いろんなご意見、情報がいただきたいです。

投稿日:2008/12/09 09:55 ID:QA-0014501

*****さん
愛知県/フードサービス(企業規模 501~1000人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

この回答者の情報は非公開になりました
 

コンプライアンス以外の効果

ご提示の労働時間定義ですが、おっしゃる通り現実的にはそこまで厳格に取り組んでいる企業、特に飲食業はきわめて少ないと思われます。

しかしそれはもちろんコストアップにつながることではありますが、一方「他社がやっていない」ということはすなわちマーケティング的に言えば差別化だと思います。
つまり従業員採用、そして定着という、単にコストだけでは図れないものの重要な人事コストでは、逆にプラスがあるのではないでしょうか。

やはり企業は人なりといいますが、立派な経営方針を掲げながら、それを実現できる企業は、これまたきわめて少ないと感じます。そういった逆転の視点で、正々堂々コンプライアンスを売り物にするという、ユニークな経営方針として、注目されると思いました。

投稿日:2008/12/10 00:06 ID:QA-0014515

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

御利用頂き有難うございます。

私の記憶でも確か以前にご質問されていましたね‥

今回の件も基本的には同じ内容とお見受けいたします。

ただ文面で大変気になりますのは「抜け道があるように思えてなりません」との箇所です。

いわゆる法の網をくぐる「脱法行為」をお考えでしたら、そうした考えは絶対に止めてください。

そうした行為はコンプライアンスと決して相容れませんし、労働時間面でコスト減等を図る主旨であれば、法を守る事をまず前提とした上で、その範囲内で工夫を図るべきです。

また「このような形をとっている企業は少ないのでしょうか?」とございますが、少ないか多いかは別としまして労働時間の切捨てを行なっている企業が存在する事は否定し得ないでしょう。

しかしながら、他社の実態がどうであれ、重要な事は御社が法令遵守を行い、きちんとした人事管理を行なうことですよね‥

文面を拝見しますと、他社の状況を気にされる余り自らの足元がふらついている感が否めません。

そのような姿勢を持たれる限り、本件に限らず従業員から信頼されうる公正な人事・労務管理はおよそ実現出来ないように思われます。

大変厳しい事を申し上げましたが、標題の「労働時間の管理のベスト」を考える為には「飲食店における」ではなく「御社における」という観点で考えなければならないといった点をご考慮頂き、御社の業務実態にふさわしいオリジナルな労働時間管理の方策を検討されるべきというのが私共の見解になります。

投稿日:2008/12/10 00:10 ID:QA-0014516

相談者より

ご指摘頂きありがとうございます。
法の抜け道があるように思えた、というのは、そのような道があると徹底をしようと思っても他社はどうなっている、同業はどうなっている、という話になってしまい、話がなかなか進まない状況になりがちになってしまうから、できれば抜け道はない状況かどうかが知りたかったです。基本的にはどこも付け入る隙のない状態にしていく予定です。なかなか社内への理解浸透に苦しんでいますが。

投稿日:2008/12/10 09:13 ID:QA-0035742大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

再度お答えいたします

こちらこそご返事頂き有難うございます。

やはり人事管理担当者自身が誰よりもコンプライアンス推進の先頭に立ち「自信」と「責任感」を持って業務に当たる事が必要ですね‥

社内では色々な立場からの意見があるものと思われますが、それに担当者が惑わされているようではいけません。ご指摘のような脱法行為の模索につきましては、他社がどうであれ毅然とした態度で拒否される事が不可欠です。

また、「どこも付け入る隙のない状態」を目指すのは誠に素晴らしいことと存じ上げます。是非社内人事管理のプロとしまして一層尽力される事を願っています。

投稿日:2008/12/10 12:06 ID:QA-0014528

相談者より

 

投稿日:2008/12/10 12:06 ID:QA-0035745大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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