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花王株式会社:
健康づくりの本質は人材育成
ヘルスリテラシーの高い組織を目指す「健康経営」の取り組みとは

人材開発部門 健康開発推進部 部長
花王健康保険組合・花王グループ企業年金基金 常務理事

豊澤 敏明さん

ヘルスリテラシーの高い人材を育てたい

職場で産業保健スタッフから指導を受ける社員、特に若手は正直なところ、「面倒くさい」とか「うるさいな」という思いもあるんでしょうね。

気持ちはわからなくもありません。だから産業看護職たちによく言うんです。「“ましょう”(魔性)の女ではダメだよ」と。禁煙しましょう、運動しましょう、お酒を減らしましょうと、ただ呼びかけるだけでは相手の意識は変わりません。本人と一緒に何ができるかを考え、その社員のできることを勧めないと。必要なのはコーチングなんです。だからコーチングのセミナーも実施して、スキルを磨いてもらっています。

現在は「KAO健康2010」にかわる中期計画「KAO健康2015」が始まっていますね。前回とはどういう点に違いがあるのでしょう?

まずは産業保健の基本に立ち返って、職場での安全(健康)配慮義務の徹底にあらためて取り組んでいます。マネジャーを通じて各職場に、いきいきと仕事に打ち込める快適な環境が整えられるよう促しています。また生活習慣病における重症化予防や疾病管理、メンタルヘルス不調に対する本格的なアプローチにも重点を置き、健康への意識の低い社員にはどんどん“おせっかい”を焼いていくつもりです。本計画の目指すところとしては、2015年度末までに生活習慣病関連の重症疾患発症者数を半減し、現役死亡をゼロにしたい。そして従来は増加もしくは高止まりしていたメンタル疾患発症者数とメンタル疾患による長期休業者数を減少トレンドにもっていきたい。そう考えています。

先ほど「健康のイメージは人によって違う」というお話がありましたが、豊澤さんご自身が思い描く健康な人材とはどういう姿ですか。

この歳になったからわかることですが、健康はやはり何もせずに手に入るものではありません。だから健康な人というのは、イコール健康づくりに意欲的な人なんですね。私たちはそういう人のことを「ヘルスリテラシーの高い人材」と呼んでいます。具体的なヘルスリテラシーの条件としては、健診結果を見て自分の生活習慣を見直し改善を図れること、産業医だけでなく必要に応じて自分の健康データを見てアドバイスしてくれる医師を持つこと、自分のメンタルの状況を確認し必要に応じて相談できる人を持つことなどが挙げられます。社員一人ひとりのヘルスリテラシーを高めることも、私たち人材育成にたずさわるものの重要な役割ではないでしょうか。

ところで豊澤さんは、健康づくりのための習慣を何かお持ちですか。

マラソンと登山を続けています。マラソンは50歳になった記念に本格的に始めて、無謀にもその年にホノルルマラソンに挑戦しました。

それはすごいですね!

独りで走るのもつまらないので、妻を誘って一緒に出場したんですが、私より運動嫌いな彼女を説得するのに半年かかりました。弊社の社員を指導するよりも骨が折れましたよ(笑)

人材開発部門 健康開発推進部 部長 花王健康保険組合・花王グループ企業年金基金 常務理事 豊澤 敏明さん

(取材は2012年5月8日、東京・中央区の花王本社にて)

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「HRペディア「人事辞典」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

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人事・人材開発において、先進的な取り組みを行っている企業にインタビュー。さまざまな事例を通じて、これからの人事について考えます。

この記事ジャンル 健康経営

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