試用期間の延長時の対応について

試用期間の延長時の対応について

頻繁に試用期間延長をしているような企業は少ないでしょう。したがって通知書のフォームもまちまちではないでしょうか。試用期間の延長の理由はわかりませんが、本採用をためらう何らかの理由を明確に記した書面を交付すれば良いと思います。また、延長の期間も記載すべきでしょう。
延長する「相当の理由」があって延長し、さらに再度の延長をしたケースでは、１回目の延長は認められ２回目は認められなかったという判例もあります。
会社代表者名で、すでに口頭で説明した「理由」と「期間」を明文化し、交付してください。念のため、本人から、書面を受領した旨と今後、延長理由はわかりませんが、例えば、今後は職務に精励する旨の一筆を提出させてはいかがでしょうか。ご検討ください。
対応を誤りますと人事権の乱用とされる可能性が無いわけではありませんのでご留意ください。

投稿日：2005/11/11 12:14　ID：QA-0002666