講演者インタビュー
現役ヘッドハンターが語る、高難易度ポジションの成功法則
~カギは候補者の段階的な「動機形成」~

プロハント株式会社 営業部 部長 コンサルタント
藤井 威一郎氏
労働人口の減少に伴い、高難易度ポジションの採用に向き合う企業が増えてきました。スキルや経験が豊富な管理職や幹部候補の採用は特に候補者を説得するための動機付けスキルが重要となります。本講演では、数多くの難ポジションへの採用を成功させている現役のヘッドハンターが候補者の「動機付け」に焦点をあてて、企業事例をお見せしながら採用成功の法則とそのプロセスをお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
募集から1年以上経過しても採用が進まない、いわゆる“採用難易度の高いポジション”に悩む採用担当者の方に特におすすめの内容です。競争の激しい市場環境の中で、優秀な人材確保の課題に対し、日々ヘッドハンティングの現場で候補者の動機形成に取り組む立場から、実際の成功事例を交えて、現場感のあるリアルな視点で具体的にお話しします。特に、転職意欲が低い候補者や、潜在的な転職希望者へのアプローチに課題を感じている方には、大きなヒントとなる戦略やコミュニケーション手法をご紹介します。難易度の高いポジションの採用における成功法則を明らかにし、企業の成長を支える人材獲得に直結する、実践的かつ再現性のあるアドバイスをお届けします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
講演の最大の聞きどころは、採用難易度の高いポジションに対して、どのようにアプローチし採用成功に導いたのかを、具体的なヘッドハンティング事例を通じて学べる点です。特に、製造業の技術系職種やIT企業のエンジニアなど、専門性が高く、かつ市場競争が激しい領域での採用成功事例は、すぐに現場で活かせるヒントが満載です。また、40代ミドルクラスの採用に苦戦している企業にとっても、動機形成や接点の作り方など、実践的なノウハウを得られる内容となっています。
さらに、転職意欲が低い候補者や潜在的な転職希望者に対して、どのような戦略やコミュニケーションが有効だったのかを、現場感のあるリアルな視点で解説。複数の成功事例から導き出された「ヘッドハンティング成功の共通法則」も紹介し、企業ブランディングやカルチャーフィットの重要性、リーダーシップの質など、採用成功に欠かせない要素を体系的に整理します。
この講演を通じて、ヘッドハンティングの可能性に気づき、採用課題に本気で向き合うきっかけを得ていただければ幸いです。採用に悩むすべての方にとって、突破口となる内容です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
普段なかなか聞く機会のないヘッドハンティングの成功事例をお伝えできることを楽しみにしています。特に地方や中小企業の皆さまにとって、ヘッドハンティングは縁遠い手法と思われがちですが、実はそうした企業にこそ効果を発揮しています。専門性の高い職種や40代ミドル層など、採用が難しい人材をどう動かすか。実践的な戦略と事例を通じて、皆さまの採用活動に新たな視点を届けたいと思います。
- 藤井 威一郎氏(ふじい いいちろう)
- プロハント株式会社 営業部 部長 コンサルタント
- マンパワーグループで10年間の人材派遣、人材紹介業務を経験した後、6年間の採用コンサルタントを経て現職のヘッドハンター。漫画『キングダム』からリーダーシップと戦略を学び、知略型/本能型のハイブリットを自負しています。この特殊部隊色の強いヘッドハンティングに全てを捧げている部隊長でもあります。

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