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日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」 
				2025年11月19日(水)・20日(木)・21日(金)・26日(水)・27日(木)・28日(金)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」トップ 講演者インタビュー 楊 舸氏(行知学園株式会社 代表取締役)インタビュー

企業が押さえるべき、中国企業の進出と人材活用
国の施策と動向からみる外国籍人材活用の最前線

楊 舸氏 photo

行知学園株式会社 代表取締役

楊 舸氏

日本の労働市場が大きな転換点を迎える中、外国籍人材の存在感はますます高まっています。しかし、多くの企業がその定着や戦力化という課題に直面しています。本講演では、国が推進する最新の受け入れ施策や在留資格の動向を解説し、今後の採用戦略を考える上での重要な視点を提供。特に中国籍高度人材の活用に焦点を当て、日本市場へ次々と進出する中国企業の事例から日本語教育の最新動向まで、事例を交えて解説します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

本講演は、単なる人材紹介ではなく、外国籍・中国籍高度人材の採用や活用に関する実務知見を深めたい企業担当者に向けた内容です。
特に、•海外 での人材採用プロモーションや企業認知度の向上に関心がある方
•日本語教育や定着支援を含めた長期的な人材戦略を検討している方
•人材採用の幅と選択肢をもっと広めたい方
にとって有益な情報を提供します。
また、留学生や中国籍高度人材との関わり方、日本語教育の活用法、採用から戦力化までの具体的な事例も紹介。これからグローバル人材を積極的に活用し、自社の事業成長につなげたい企業の皆さまにおすすめです。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

近年、中国企業の日本進出が加速し、日本企業のビジネス環境も大きく変化しています。かつては日本企業が海外に出て中米企業と協業することが中心でしたが、今では日本市場そのものを舞台に、中国企業との提携や競争がより高度かつ複雑な形で展開されています。
その結果、営業やマーケティング、管理、研究、開発職といった分野でも、中国籍の高度人材を戦略的に活用する必要性が急速に高まっています。高度な日本語力と専門性を兼ね備えた外国人材をどう採用・育成・定着させるかは、日本企業にとって喫緊の課題です。
本講演では、
•国内市場変化の背景整理
•中国籍高度人材の採用・定着・戦力化に向けた実務ポイント
 (採用のタイミング、日本語レベルの目安、教育・研修の設計など)
•日本語教育や日本人社員との関わり方をどう組み立てるか
といった具体的な事例を交えつつ解説します。
グローバル化が進む中、人材採用は単なる補充ではなく、戦略的な採用・教育・定着支援へとシフトしています。本講演は、人事担当者・採用担当者にとって、今後の人材戦略に直結するヒントを得られる内容となっています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

本講演では、中国籍高度人材の採用・定着・活躍に関する最新動向と、日本語教育の役割を具体的な事例を交えてご紹介します。中国企業の技術力やブランド力の向上、さらには日本政府による外資誘致の本格化に伴う外資の日本進出により、いま国内にはかつてない規模の外資企業と資金が流入しています。企業がこうした変化を成長の機会へと転換するためのヒントをお伝えしたいと考えています。参加される皆さまには、単なる情報収集にとどまらず、今後の採用戦略や経営戦略を見直す契機としてご活用いただければ幸いです。共にグローバル人材の可能性を広げ、未来を切り拓く一歩を踏み出しましょう。

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講演者プロフィール
楊 舸氏(よう が)
行知学園株式会社 代表取締役
大学在学中に留学生専門予備校「行知学園」を創設。創業17年で卒業生5万人超、年間在籍4,000人規模に成長。日本語学校・出版事業・生活支援事業を展開し、中国籍高度人材の教育と就職を支援。多文化共生社会の実現に尽力。

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